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ペク・ソンヨプ将軍宣揚碑強行に坡州市民ら「親日派では追慕にならない」

原文入力:2011-03-02 午後10:13:08(926字)
パク・ギョンマン記者
   
←最近完成した宣揚碑の試案

京畿道坡州市が「6・25(朝鮮戦争)に参戦した勇士およびペク・ソンヨプ(白善*[*は火へんに華])将軍宣揚碑(記念碑)」を来月末に原案どおり建立することになり、坡州地域の10団体で組織された「親日人士ペク・ソンヨプ銅像建立反対坡州市民対策委員会」が強く反発して対立が深まっている。

市民対策委員会は坡州市が「ペク・ソンヨプ将軍記念事業ではなく、6・25に参戦した勇士の宣揚事業に変更せよ」という坡州市議会の勧告案を無視して一方的にペク・ソンヨプ称賛事業を押し切っているとして、先月25日から白善燁銅像反対1万人署名運動と1人デモを行っている。

イ・ジェヒ市民対策委員会執行委員長は、「ペク・ソンヨプの銅像に対する坡州市民たちの反対世論が沸き立っているにも関わらず、坡州市が何が何でも反民族親日者を6・25に参戦した勇士宣揚事業の一番前の席に立たせようとする」と批判した。

委員会は、△ペク・ソンヨプをレリーフの中心に置かないこと、△献詩と建立記は特定の人物に対する記録にならないようにすること、△挿入文句には6・25に参戦した勇士たちの愛国心と闘争心を象徴的に入れることなどを要求した。

これに先立ち坡州市議会は昨年12月21日、本会議で予算2億ウォンを通過させ、「宣揚碑建立事業がペク・ソンヨプ将軍特定の記念事業でなく、6・25に参戦した勇士の崇高な死を宣揚するレリーフと建立記になるよう進めてほしい」と要請した。

昨年12月発注して最近完成した記念碑の試案(写真)は、大きさ2.8×2.4mの青銅レリーフを含んだ横16.2m、縦8.85m、高さ4.35mの規模で、今月末に文山邑臨津閣広場で基礎工事を始める予定だ。

宣揚碑建立推進委関係者は、「京畿道の予算支援名目が「ペク・ソンヨプ将軍宣揚碑」となっており、レリーフからペク将軍を抜くことはできない」と語った。

パク・ギョンマン記者 mania@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/466191.html 訳M.S