原文入力:2011-03-03午後08:10:03(693字)
ソン・ギョンファ記者
‘スポンサー検事’疑惑と関連して特別検察チームにより起訴された現職検事の無罪が確定した。控訴理由書を適時に出さず裁判所から控訴棄却決定を受けた特検チームがこの決定に対し上級裁判所に抗告しなかったことに伴うものだ。
ソウル高裁は釜山・慶南地域の前職建設業者チョン・ヨンジェ(53・収監中)氏から64万ウォン相当の接待を受け、後輩検事にチョン氏の事件と関連して電話をした疑惑で不拘束起訴されたチョン・某(50)高等検察検事の無罪が確定したと3日明らかにした。先立ってチョン検事は昨年12月「担当検事に電話する行為だけをもって‘職務関連行為’に該当すると見ることはできず、チョン氏が食事などを接待した当時、具体的事件と関連して接待するという認識があったとは見にくい」とし1審裁判で無罪判決を受けた経緯がある。
以後、ミン・ギョンシク特検は控訴状を出したものの、決められた期間内に控訴理由書を出さず控訴審裁判所から先月24日‘控訴棄却’決定を受けた。特検はこの決定に抗告することもできたが、これを放棄し去る1日に無罪が確定した。一度ミスを犯した特検チームは1審で無罪が宣告されたハン・スンチョル(48)前検事長に対しては適時に控訴理由書を出した。
ソン・ギョンファ記者 freehwa@hani.co.kr
原文: 訳J.S