原文入力:2011-01-21午後07:44:57(1303字)
改善補修 方針…再契約 解除
120ヶ所 去り60ヶ所余りが残る
キム・ウンヒョン記者
←ソウル、松坡区、蚕室ロッテワールドとロッテデパート蚕室店の間にあるロッテワールド ショッピングモールの賃借商人たちが最近、ロッテ側の要求で出て行ったり店舗を移転している。21日午後、シャッターの向こう側の通路に閉店したある店舗の販売台が見えている。キム・ジンス記者 jsk@hani.co.kr
123階規模の第2ロッテワールド新築など、ロッテグループがソウル、蚕室に大規模‘ロッテタウン’造成を推進する中で、ロッテショッピングが蚕室ロッテワールドショッピングモールの賃借自営業者らを全て撤収させようとして該当商人らが反発している。
商人らは 「経済危機や周辺アパート再建築で賃貸料さえ出すのが難しい時は営業を続けてくれと訴えておきながら、今度は(ロッテタウン造成と周辺アパート入居などで)商圏が活性化するなり出て行けというのは道義上有り得ないこと」とし「ロッテ側は商店街改善補修後にも継続して営業できるようにしてくれなければならない」と主張して出た。
21日現在、蚕室ロッテワールドとロッテデパートの間の地下と地上1~2階のロッテワールドショッピングモールで賃借営業している商店は計60ヶ所余りだ。先立ってロッテデパートは2009年10月、老朽商店街を改善補修し直営売り場として運営するという方針をたて、賃借商人に再契約解除を通知した。以後、120ヶ所余りの店舗が出て行くなり移転をし、ロッテ側は昨年8月に契約が満了した60ヶ所余りの商人らを相手に店を明け渡せとの明け渡し訴訟を起こした。
ショッピングモールで14年間にわたり家具店を営んできたキム・ヨンジャ(賃借商人非常対策委員長)氏は「アパート再開発で営業にならなかった2008年にはロッテ側は少しだけ待てば商圏が活性化するとして営業を続けさせた」とし「2009年に再開発アパートの入居が終わり商圏が活性化するや今度は出て行けと言うとはあきれる」と訴えた。彼女は「駅前中心圏に今と同じ規模で商店街を得ようとすれば権利金だけで3億ウォン近くかかるのに、無条件に出て行けと言うなら商人はどこへ行けというのか」と話した。
商人らはロッテがこの間、毎月3万ウォンずつの広告費を集めてきたが、これをまともに執行せず、営業店舗の共有空間である通路に任意に販売台を設置し二重に賃貸料収入を上げたとし、広告費などに対する返還訴訟を出した状態だ。
これと関連してロッテデパート関係者は「新しく改善補修する空間はデパート拡張などに用途が変わるので既存商人に賃貸することは不可能だ」として「広告費問題などは公正取引委員会がすでに調査し無嫌疑決定を受けた懸案」と説明した。
キム・ウンヒョン記者 dmsgud@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/consumer/459984.html 訳J.S