原文入力:2011-01-21午前11:47:57(1652字)
アサン政策研究院 調査結果‘野党に投票’ 36.8% -‘与党支持’35.4%
イ大統領 職務遂行 46.7%が否定的…ソウルの民心離反が最も大きい
口蹄疫殺処分、物価上昇、貸切保証金暴騰に寒波まで重なり、新年の雰囲気が落ち着かない中で政府と与党に対する‘民心離反’が深刻なことが分かった。
21日、アサン政策研究院が行った調査の結果、来年の大統領選挙で野党候補を選ぶという人がハンナラ党候補を選ぶという人より多いことが分かった。<京郷新聞>によればアサン政策研究院が去る11日から17日までの一週間、全国成人男女1003人を対象に調査した結果、2012年大統領選挙でハンナラ党候補に投票するという回答者は35.4%、野党候補に投票すると答えた回答者は36.8%と現れた。年齢別には20~40代の回答者は野党候補に投票するという回答が多かった反面、50・60代の場合はハンナラ党候補に投票するという応答率が高かった。
李明博大統領の職務遂行に対しても否定的な評価が高く出てきた。イ大統領の職務遂行に対し44.4%が肯定的と答えた反面、46.7%が否定的と答え否定的な評価が肯定的な評価より2.3%高かった。20・30代で否定的(60%台)な評価が高い反面、60代以上では否定的評価が21.7%に留まった。
李明博大統領の支持度も40%をかろうじて越したと調査された。世論調査機関‘モノリサーチ’は去る18日、イ大統領に対する支持度を調査した結果‘良くやっている’という意見が40.7%と調査されたと20日 明らかにした。反面‘誤っている’という意見が 53.6%で、よくやっているという応答より12.9%も高く現れた。‘よく分からない’と答えた比率は5.8%だった。 一月前の調査に比べ‘誤っている’という意見が2.0%増加し、‘よくやっている’という意見は1.2%下落した。2ヶ月前と比較すれば下落傾向は明確にあらわれる。‘誤っている’という意見が12.1%も急騰し、‘良くやっている’という意見は8.0%減った。イ大統領に対する支持度下落が続いていることを示す数値だ。
地域別では、ソウルの民心離反が最も大きかった。ソウルで‘誤っている’という応答が前月調査時の46.7%より何と14.5%も急騰した61.2%を記録したのだ。選挙の時に勝敗を分けるソウル地域の民心離反は来年の総選挙と大統領選挙時の執権与党に対する苛酷な票審判がなされる可能性が熟していることを示している。
ソウルの民心離反は来年の総選挙に対する世論調査でも確認される。モノリサーチが調査した結果、総選挙世論調査全国平均は‘与党候補を選ぶ’(41.5%)が‘野党候補を選ぶ’(40.2%)を僅かに上回っていると調査された。しかしソウル圏の場合は、野党候補を選ぶという応答が44.2%で、与党候補を選ぶとした37.3%に大きく上回った。野党の場合、世論調査時に隠れている票が多いだけに、このような世論調査はソウル地域でハンナラ党の没落が現実化しかねないことを示している。
ハンナラ党議員らもこのような雰囲気を体感している。ある議員は「ハンナラ党に対し、それでも罵ってくれることも愛情だと考えるが、今は完全に冷淡そのもの」と嘆いた。シム・ジェチョル ハンナラ党政策委議長は先月‘CBS-ビョン・サンウクのニュースショー’で 「首都圏民心が心配だ」と指摘した。親朴槿恵系のイ・キュテク前議員も年末にあるラジオ放送に出演し 「今、ハンナラ党指導部が底(民心)を全く理解できていない。現在の状態で行けば首都圏では惨敗するだろう」と警告した。 eニュース部
原文: 訳J.S