本文に移動

ナ・ギョンウォン議員‘女性教師卑下発言’論議拡散

記事入力 : 2008-11-17 午前 11:18:57
野党 公開謝罪要求…全教組“深刻な性差別”

チェ・ヘジョン記者

←ナ・ギョンウォン ハンナラ党議員

“1等嫁候補者は美しい女先生
2等はぶさいくな女先生
3等は離婚した…4等は子持ちの…”
ナ・ギョンウォン(写真)ハンナラ党議員の‘女性教師卑下発言’論議が広がっている。野党はナ議員の公開謝罪を要求し、全国教職員労働組合は女性団体・父兄団体と共同対応するという方針を明らかにした。

ナ議員は去る11日慶南,晋州市で開かれた‘慶南女性指導者協議会定期総会’で「1等嫁候補者は美しい女先生、2等嫁候補者はぶさいくな女先生、3等嫁候補者は離婚した女先生、4等嫁候補者は子持ちの女先生」と発言した。

民主党キム・ユジョン スポークスマンは16日論評で「教師の資質と素養を容貌と婚姻関係有無,子供の有無で判断したナ・ギョンウォン議員が政権与党の教育政策の責任を負う第6政策調停委員長という事実がより一層嘆かわしい」として「傷ついたこの土地のすべての女性教師らと女性らに頭を下げて謝罪しなければならないだろう」と主張した。民主労働党も論評して「ナ議員の謝罪はもちろん、全国の女性教師を侮辱した責任を負ってハンナラ党の公式謝罪を要求する」と主張した。自由先進党も論評で「ハンナラ党もナ議員に応分の措置をしなければならない」と主張した。これに先立ち、全教組は去る15日女性委員会名で声明を出し「深刻な性差別的な冗談を、個人がすることと国会議員の口を通じて公式に発言するのは全く違う次元の問題」だとし「容貌差別をそそのかし離婚家庭を非正常的だと差別して片親家庭を差別した発言をしておきながら問題の深刻性さえ認識できずにいる」と批判した。これに対しナ・ギョンウォン議員は「教員評価制に対する説明をする中で、我が国の教師に対する処遇が良く優秀な人たちが教師になるということを言うために市中に出回る笑い話を伝えただけ」としながら「女性教師を卑下しようとする意図は全くなかった」と弁明した。 チェ・ヘジョン記者idun@hani.co.kr

原文:https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/322127.html
翻訳:J.S