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‘時局宣言’教師 控訴審も有罪

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/451970.html

原文入力:2010-12-03午前09:44:03(713字)
全教組 光州支部長 罰金100万ウォン

チョン・デハ記者

光州高裁第1刑事部(裁判長 チャン・ビョンウ)は2日、時局宣言を主導した疑惑で不拘束起訴されたユン・ヨンジョ全教組光州支部長の控訴審で原審どおり罰金100万ウォンを宣告した。
また、共に不拘束起訴されたチョン・ソク事務局長に原審どおり罰金50万ウォンを宣告し、キム・ヘジュ首席副支部長とキム・ジョンソプ政策室長など残り2人に宣告猶予した原審をそのまま受け入れた。

裁判所は判決文で「憲法と教員労組法などで教師の政治的中立を規定したことは公益の保護が目的」とし「時局宣言は教員らが特定懸案に対し集団的、組織的に政治的意志を表現し公益に反した行為」と明らかにした。

ただし裁判所は、これらの時局宣言が△特定個人や団体のためではなく△平和的になされ△反社会的でなく国家的問題に対する数多くの意見の中の一つだったという点などを考慮し、検察求刑より低い罰金50万~100万ウォンを宣告した。

検察は昨年6月、集団行動を禁止した規定に反して時局宣言を主導した疑惑で起訴したユン支部長に懲役1年を、他の3人には罰金300万ウォンを求刑した。

全教組光州支部側は「国民が自らの声を出すことのできる権利を公務員だからと制限するのはうなずき難い」とし「表現の自由を制限する裁判所の判決が残念だ」と明らかにした。

チョン・デハ記者 daeha@hani.co.kr

原文: 訳J.S