原文入力:2009-02-09午後09:10:45
パク・ヒョンチョル記者
ソウル中央地裁刑事13単独 チョ・ハンチャン部長判事は9日、国家安全企画部(現国家情報院)が盗聴した対話録音収録である‘安全企画部エックスファイル’の内容を公開した疑惑(通信秘密保護法違反など)で起訴されたノ・フェチャン(53)前議員に懲役6月・執行猶予2年および資格停止1年を宣告した。
裁判所は「録音収録は1997年秋夕頃、三星がアン・ガンミン当時ソウル中央地剣長に‘餅代’を支払う予定という内容等を含んでいる」として「ノ前議員は録音収録内容のとおり実行されない可能性を知っていながら真偽を確認しないまま関連者らが実際に金を受け取ったように公開した」と明らかにした。また「録音収録内容が合法的手続きによって取得した内容であり、それが事実ならば当然提起するべき正当性がある」としつつも公益のための正当な疑惑提起で免責特権が適用されなければならないというノ前議員の主張を受け入れなかった。
ノ前議員は判決直後「検察が捜査をしなかったし特別検査法も通過することが出来ない当時の状況で真実糾明のためにしなければならない仕事をした」として控訴意思を明らかにした。
ノ前議員は2005年8月イ・ハクス(63)前三星グループ副会長とホン・ソッヒョン(60)中央日報社会長の対話録音収録を引用し、三星から金品を受けた疑惑がある前・現職検事たちの実名を公開した疑惑などで起訴された。
パク・ヒョンチョル記者fkcool@hani.co.kr