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中国外交部 今夜 重大発表

https://www.hani.co.kr/arti/international/china/451019.html

原文入力:2010-11-28午後04:41:52(1197字)

 中国外交部が28日午後、重大発表をすると明らかにした。
 中国外交部はこの日、内・外信記者らに緊急公示形式で午後5時30分‘重要情報’を発表する予定であり、別途の質問は受けないと明らかにした。毎週、火・木曜日の午後3時に進行する定例記者会見の他に、中国外交部が緊急記者会見を行うのは非常に珍しいケースだ。

 中国の‘重大発表’発表は中国外交の最高位級要人である戴秉国国務委員が電撃訪韓し、李明博大統領を長時間にわたり礼訪した後に出てきた。韓国、北韓間の緊張緩和のための中国側のある種の措置が発表されるのではないかとの観測が出てきている。戴秉国国務委員は最近、訪韓計画を取り消したヤンジェツ外交部長より高位級要人で、金正日北韓国防委員長とも親しく北韓に実質的な影響力を行使できる人物として知られている。

 大統領府側でも戴秉国国務委員が事実上、胡錦濤主席の特使資格で訪韓したと明らかにした。ホン・サンピョ大統領府広報首席はこの日、面談内容を発表しながら戴秉国国務委員がイ大統領に胡錦濤主席と温家宝総理の命を受けて訪韓したと明らかにしたため、事実上の特使と説明した。ホン首席は戴秉国国務委員が中国最高指導部の口頭メッセージを伝達したとも明らかにした。

 この日、イ大統領と戴秉国国務委員の出会いは異例の2時間15分という長い時間にわたりなされた。この席でイ大統領は6.25戦争以後、北韓の絶え間ない挑発に継続忍耐してきたが、今回北韓が追加で挑発してくるならば強力に対応するという点を明らかにしたとホン首席が明らかにした。イ大統領はまた、北韓の高濃縮ウラニウム プログラム公開に続き、民間人に対する無差別攻撃は重大な事態の変化であることを指摘し、中国側がより一層公正で責任ある姿勢を持ち韓半島の平和に寄与してくれるよう要請したとホン首席は伝えた。

 だが、中国外交部の‘重大発表’にイ大統領の要求がどの程度入れられるのかについては楽観しにくいという分析もある。この日のホン首席の発表を見れば、中国は‘延坪島挑発’という我が政府の表現に代えて‘延坪島事態’という単語を使った。また、延坪島事態と関連して戴秉国国務委員がイ大統領に明らかにしたという内容も‘延坪島事態による韓国側の犠牲に哀悼と慰労を表わし、南北間平和のために状況が悪化しないよう努力する’という原則的な水準に過ぎない。

 それでも現在の南北間の軍事的緊張関係緩和に実質的な役割を果たせる唯一の国が中国という点で、中国外交部の今回の重大発表が世界の注目をひいている。

 eニュースチーム

原文: 訳J.S