原文入力:2010-11-11午後10:16:41(1094字)
全国621団体 共同声明
野党、辞退要求 決議案 提出
ソン・ジュンヒョン記者
←ヒョン・ビョンチョル人権委員長
全国各地の621ヶ市民・人権団体が11日‘国家人権委員会 跛行事態’と関連しヒョン・ビョンチョル(写真)人権委員長の辞退と李明博大統領の謝罪を要求する共同声明を発表した。これらは特に、人権委の跛行が続いているにも関わらずイ大統領が前日、政府側指向のキム・ヨンヘ弁護士を常任委員に内定したことに対し 「大統領が国民との不通を宣言した」として批判の声を高めた。
これら621団体は声明で「人権委の現在の危機は人権の危機であり国家の危機」とし「国民の人権侵害と差別を救済し、権力機関の監視犬の役割を全うできる人権委でなければ これを拒否するほかはない」と明らかにした。これらの団体はキム・ヨンヘ弁護士の常任委員内定に対し 「大統領府は市民社会の真正性ある憂慮と苦言を握りつぶし、政治偏向的な人権無資格者を常任委員に内定し国民の切迫した要求に再び不通を宣言した」と指摘した。
この日の声明はソウルと京畿、大邱、光州、蔚山、釜山、済州など10余都市の市民・人権団体を通じ同時に発表された。大邱で共同声明を発表した大邱人権運動連帯ソ・チャンホ事務局長は「10年近く積み重ねた人権委の誠意が込められた塔が1年余りで根こそぎ崩れ悲痛な心情」とし「ヒョン委員長が直ちに辞退してこそ初めて人権委の地位取り戻しが始まるだろう」と話した。市民・人権団体らは12日まで光州・大邱・釜山などの人権委地域事務所前でヒョン委員長の退陣を要求する記者会見を行うことにした。
一方、クァク・ジョンスク民主労働党議員など野党議員12人は10日‘ヒョン・ビョンチョル委員長 辞退要求 決議案’を国会に出した。クァク議員らは決議案で「ヒョン委員長が独断と独善で前代未聞の破局を引き起こした」とし「ヒョン委員長が事態に責任を負い直ちに辞退することを促す」と明らかにした。決議案に署名した議員はカン・キガプ、クァク・ジョンスク、クォン・ヨンギル、イ・ジョンヒ、ホン・ヒドク民主労働党議員とパク・ウンス、ソ・カッボン、イ・ミギョン、チョン・ヘスク、チェ・ムンスン、ホン・ヨンピョ民主党議員、ユ・ソンヨプ無所属議員らだ。
ソン・ジュンヒョン先任記者 dust＠hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/rights/448255.html 訳J.S
