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4大河川 広報行事 小学生まで動員

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/448016.html

原文入力:2010-11-10午前10:44:34(1263字)
国土部、植樹行事に驪州 梅柳小 生徒を呼ぶ
学校側 "要請があって…" 市民団体 "時代錯誤的発想"

パク・ヨンニュル記者、キム・キソン記者

国土海洋部が初冬の天候だった9日、4大河川広報行事に小学生たちを動員して論難がおきている。
国土海洋部4大河川再生推進本部はこの日、4大河川水辺生態空間造成事業の一つとして各地域住民と共に9日から植樹を始めると明らかにした。

国土部は初めての行事として、この日午前9時30分~1時30分 京畿驪州郡、大神面、塘南里の漢江3工区現場で驪州郡民と小学生など400人余りが参加した‘希望の植樹’行事を進行した。驪州郡民と小学生が2人1組となり皐月つつじなどを植えた後、木に希望と名前を書いた希望メッセージをかけインスタント写真を撮影する形で進行されたと国土部は明らかにした。

この日の行事のために驪州郡梅柳小学校3~6学年の全校生39人が体験学習形式で動員された。この日、驪州郡は午前9時2.6℃, 10時3.8℃の寒い初冬の天候で、風も秒速5mと比較的強かった。学生たちは寒さの中、4大河川推進本部で提供したバスに乗り川辺で開かれた行事に参加した。生徒たちは大神面、梨浦堰一帯で植樹行事に1時間ほど動員され、午前11時頃に南漢江の康川堰現場の4大河川広報館を見学した後、近隣食堂で昼食を終え学校に帰った。

梅柳小学校のある教師は「この行事についてよく知らないが、どこかから協力要請がきて行ったらしい」と答えた。この学校のキム・ソクヒ校長は「郡から植樹をしようと協力要請がきて、木を植えることは良いと考え承諾した」として「郡でバス一台分程度なら良いと言い、3学年以上の全校生が参加したが、天候が寒く行事はせずに木だけ植えて帰ってきて、午後の授業は行うだろう」と話した。キム校長はしばらく後にまた電話をかけてきて「体験学習をお金をかけてでもするのに、私たちの地元で行われることに対して知らなければならないのではないか」として「バスの中にいたが、木だけ植えてすぐに帰ってこいといった」と付け加えた。

驪州郡関係者は「学校側の積極的意志があり先月行事計画段階からこの学校の生徒たちの行事参加が準備された」とし「突然、天気が寒くなって残念だが大きな問題はなかった」と話した。

これに対して驪州環境運動連合イ・ハンジン執行委員長は「軍事独裁時代でもないのに、寒い中を国策事業広報のために小学生まで動員するのは時代錯誤的発想」とし「どうか生徒たちはそっとしておいて欲しい」と批判した。

一方、国土部は9日漢江、12日錦江、19日栄山江、19日洛東江で植樹を継続する。

パク・ヨンニュル記者、驪州/キム・キソン記者 ylpak@hani.co.kr

原文: 訳J.S