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"大学生 突出行動 憂慮…" 西江大 圧迫 学術大会 阻み

原文入力:2010-11-04午後08:25:44(1587字)
国際民衆会議も不許可

ファン・チュンファ記者、キム・ギョンウク記者

警察が主要20ヶ国(G20)首脳会議に批判的な内容が含まれた大学生らの学術祭りの統制に出たことが明らかになった。
4日、西江大総学生会と学校関係者たちの話を総合すれば、西江大のある学術サークルは総学生会が用意した‘2010秋 西江大連合学術祭’行事で‘G20に対抗する大学生代案経済フォーラム’を6日午後に開く予定だった。

これに対し西江大を管轄するソウル、麻浦警察署は、総学生会に電話をかけ 「行事以後、学生たちの示威が予想されるので会って調整しよう」と要請し、学生支援処長と会い「行事後の突出行動が憂慮されるので主催側とよく話して欲しい」と話した。警察は総長室に電話をかけもした。

以後、西江大は総学生会に 「G20関連学術行事を禁止し空間を貸与しないことにしたので、G20関連フォーラムを取り消しなさい」と通知した。学生たちが反発し、学校はまた行事の名前から‘G20に対抗する’という字句を削除すれば講義室を貸すと提案し、学生たちは学術祭進行のためにこれを受け入れた。

チョン・ユンホン西江大学生支援処長は「協力次元で警察に会い、学生たちとはG20開催など時局を考慮して意見を調整しただけ」と説明した。

一方、西江大は来る7日から3泊4日間の日程で国内外市民社会団体がこの学校で開くことにした‘ソウル国際民衆会議’の場所提供も一方的に取り消した。

ファン・チュンファ記者 sflower@hani.co.kr

区庁では生ゴミも出すな
西大門区、あちこちに案内文
市民の反発で なかったことに

ソウル、西大門区が主要20ヶ国(G20)首脳会議期間に‘においがする’という理由で、生ゴミ処理施設の運営中断と共に住民たちに生ゴミを出さないことを頼み、住民の反発にあうや4日、これを再び撤回する騒動を行った。市民社会団体は "典型的な後進国型発想" とし "地方政府のG20準備過程が度を越した" と批判した。

西大門区は最近、管内各所にG20行事と関連し来る10~12日に生ゴミを回収しないという内容の案内文を貼り出した。案内文には‘11月10~11日は生ゴミを回収しません’という内容と共に‘余分の生ゴミ入れを準備して下さい’と記されている。ゴミ回収は12日夜11時から再開することにした。 同時に貼り出したポスター(写真)には‘世界が見守っています。G20期間中、生ゴミ排出を自制して下さい’と書かれている。

西大門区はG20期間中、京畿道高陽市にある‘ソウル市蘭芝水再生センター’の生ゴミ処理施設の内、西大門区が管轄する施設の稼動を止めることにした。この施設が仁川国際空港からソウルに入ってくる通過点なので悪臭が漂うという理由からだ。

こういう案内文が貼り出されるや住民たちが直ちに反発して出た。住民パク・ウンスク(35)氏は「炊事もするなということか」として「G20だからと生ゴミも捨てられなくして、別途の容器まで準備しろと言う区庁のあきれる発想が国外に知らされれば世界の人々がどのように反応するのか気になる」と皮肉った。

問題が大きくなるや西大門区は直ちに鎮火に出た。コ・ジェヨン西大門区広報チーム長は4日「きれいな通りのために住民たちに生ゴミ排出を自制してくれと要請しただけ」とし「住民たちの反発を勘案し生ゴミを正常に回収し処理する計画」と話した。

キム・ギョンウク記者 dash@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/447168.html 訳J.S