原文入力:2010-09-18午前09:33:01(1182字)
昨年 合格者中 成均館大65%、梨花女子大52% 占める
ソウル地域の一部私立大学らが2010学年度入試で入学査定官制選考を通じて特殊目的高校(外国語高校・科学高校・国際高・英才高)と外国所在高校出身学生たちを多い場合は3分の2ほどを合格させていたことが分かった。これに伴い、成績中心の選抜慣行から抜け出し、情熱と潜在力を持った学生たちを選ぼうという入学査定官制の趣旨がわい曲されているという指摘が出ている。
17日、国会教育科学技術委員会所属キム・ソンドン ハンナラ党議員が教育科学技術部から提出させ公開した資料によれば、成均館大は2010学年度随時募集で入学査定官制選考で選抜する全体募集人員754人の内、外国所在高校出身(外国人を含む)学生は285人(37.8%),特別目的高校出身学生は207人(27.6%)を選んだ。2つを合わせれば65.25%で全体の3分の2に近い。2009年基準で全国特別目的高校卒業生は9817人で全体一般系高卒業生42万4888人の2.3%に過ぎない。
梨花女子大は全体定員425人の内、外国高校出身学生は25人(5.9%)を選抜するに止まったが、定員の半数に近い196人(46.1%)の特別目的高校出身学生を選抜した。漢陽大もやはり定員1067人の内、外国高校出身学生は28人(2.6%)に止まった反面、特別目的高校出身学生は163人(15.2%)を選んだ。
延世大は定員557人の内、外国高校出身学生は154人(27.7%),特別目的高校出身学生は56人(10.1%)を選抜し、中央大は定員1350人の内、外国高校出身学生は343人(25.4%),特別目的高校出身は24人(1.8%)を選んだ。反面、入学査定官制で145人を選んだソウル大の場合、特別目的高校出身が4人(2.76%)に止まり外国高校出身は1人もいなかった。これはソウル大が農漁村出身学生や低所得層学生を中心に選ぶ機会均衡選抜選考で入学査定官制を実施したためと分析される。最近、裁判所が2009学年度入試で特別目的高校など優秀校の学生を選抜するために高校等級制を適用したと認めた高麗大は出身高校統計の提出を拒否した。
ソウルのある高校進学指導担当教師は「本来、特別目的高校や外国所在高校生、外国人学生を選んだ特別選考に入学査定官制という看板を付け、学生を選抜したために入学査定官制の趣旨がわい曲されているということを如実に示す資料」と話した。
イ・ジェフン記者 nang@hani.co.kr
原文: 訳J.S