原文入力:2010-09-13午後09:08:19(1497字)
韓国赤十字 "人道的次元" 強調…重機は除外
"17日 離散家族対面 接触" 提案
ソン・ウォンジェ記者
大韓赤十字社(韓赤)は13日、水害支援を要請してきた北韓、新義州地域にコメ5000t(5㎏ 100万袋)とセメント1万t(40㎏ 25万袋),カップラーメン300万ヶ、医薬品など100億ウォン余 規模の救護物資を伝達することにしたと発表した。
対北韓コメ支援は李明博政府になって初めてなされる。
韓国赤十字は当初、先月 水害を被った新義州と開城地域に救護物資を提供すると明らかにした経緯があるが、この日の発表では開城地域に対する支援を除き、追加支援の余地を開けておいた。
韓赤の発表に対し北側は、南側が発送日時を知らせれば物資を受け取る準備をするとこの日 南側に口頭で知らせてきた。北側はまた、17日 開城で秋夕(チュソク)離散家族対面と関連した南北赤十字実務接触を開こうという韓国赤十字の提案に対しても「同意する」として「場所は開城、子男山(ジャナムサン)旅館、実務代表は2人でしよう」という通知文を送ってきた。
ユ・ジョンハ韓赤総裁はこの日午前、ソウル、中区、南山洞の韓国赤十字社屋で記者会見を行い「今、新義州地域に明らかになっている水害被災者が8万~9万人になる」として「コメ5000tは余裕をもって見積もり10万人に100日、20万人には50日分の食糧」と明らかにした。彼は「この間、開城地域水害に対しては格別資料がなかった」として「今回の支援は新義州に送ろうと思う」と付け加えた。一部では今後 開かれる赤十字実務接触の時‘対面定例化’等、南側の提案を貫徹するための対北韓テコとして使うため開城地域に対する支援を今回除いたのではないかという観測が出ている。
米5000tは2007年度国内産と伝えられた。当該年度の政府管理糧穀販売告示価格は1t 154万ウォンで、韓赤の購買価格は約77億ウォンになる。セメント1万tの購買価格は7億ウォン程度だ。ユ総裁は「運送費を含めれば今回の支援金額は110億~120億ウォン程度」として「大部分(統一部の)南北協力基金で支援される」と明らかにした。彼は北側が要請した品目中、掘削機など重機が抜けたことに対しては「規模も大きく(戦略物資可否など)他の問題点を検討する必要がある。赤十字で考慮する人道的支援次元を越えると考える」とし「政府側で扱わなければならない問題」と説明した。
ユ総裁は離散家族対面と関連して「離散家族問題は緊急性を持った問題であるだけに、南北協議を最大限に早く終結しようと思う」とし「だが、最小限の準備期間は必要で(実際の対面は) 10月中に行われるだろう」と話した。一ヶ月程度の準備期間がかかるという点を考慮すれば、対面時点は来月15~20日になるものと展望される。彼は対面規模については「金剛山で1回にできる最大規模が片方100人と相手側300~400人」として 「実務接触では毎年、離散家族3000~4000人が亡くなっているという点を考慮し(対面を)常時化するよう推進するだろう」と明らかにした。17日に開かれる赤十字実務接触にはキム・ウィド韓赤実行委員(統一部政策協力官)が南側首席代表として参加すると発表された。 ソン・ウォンジェ記者 wonje@hani.co.kr
原文: 訳J.S