原文入力:2010-09-08午後07:45:46(1015字)
営内営業ドリームタクシー労組員ら
‘会社に団体協約要求’部隊前 示威
米軍と関係ないのに "立入禁止"
キム・ミンギョン記者
駐韓米軍を相手に営業するタクシー会社の労働者たちが米軍部隊前で集会を開き部隊への出入りを禁止された。
全国運送産業労組傘下のドリームタクシー分会は先月28日、京畿道,東豆川市の米軍2師団前で‘労組弾圧粉砕・団体協約締結要求 決議大会’を開いた。警察に集会申告もした。ところが米 陸・空軍交易処(AAFES)は去る3日、会社側に公文書を送り当時集会に参加した組合員40人余りを指定し「これ以上(これらを)受け入れることはできず、契約担当官の同意なしには陸・空軍交易処のいかなる施設でも雇用できない」と明らかにした。米国国防部が運営する陸 空軍交易処は米軍基地に物品を供給したり職員契約などを担当する部署だ。
この公文書一枚で組合員40人余りは米軍部隊への出入りが禁止され、タクシー営業も出来ずにいる。
2008年に設立されたドリームタクシーは、駐韓米軍営内だけでタクシー営業を行うようになっており、この公文書は解雇通知と同じだ。
これに対し、ドリームタクシー分会組合員らは8日から集会を開くなど反発している。イ・ジョンファン ドリームタクシー分会組織部長は 「部隊前で反米スローガンを叫んだ訳でもなく、米軍対象集会でもなかった」として「憲法に保障された集会を開いただけなのに、仕事を出来ないようにするとは理解できない」と話した。
民主社会のための弁護士会のチャン・ギョンウク米軍問題研究委員長も「合法的な示威で米軍と関連した内容でもないのに、こういう決定を下したこと自体が理解できない」として「韓国に駐留している以上、韓国法が保障する集会・示威の自由を米軍も保護しなければならない」と話した。
これに対し、米 陸・空軍交易処関係者は<ハンギョレ>との通話で「陸・空軍交易処は(タクシー労働者らに)米軍側に違和感を与えかねない行為をしないでくれと言ったが、許容しなかった集会を行ったため」と明らかにした。
キム・ミンギョン記者 salmat@hani.co.kr
原文: 訳J.S