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露天商取り締まり 任せたところ…取り成しの代価として裏金受領

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/437880.html

原文入力:2010-09-01午後09:49:19(913字)
江南区庁公務員 起訴

ノ・ヒョンウン記者

路上でトッポッキやスンデなどを販売する露天商が、1年間 取り締まりを避けるために区庁職員に上納したお金はいくらだろうか?

ソウル中央地検刑事8部(部長 パク・ヨンホ)は不法露天商取り締まりを取り成して欲しいという請託と共に露天商人から金品を受け取った疑惑(わいろ授受)で、ソウル江南区庁所属公務員チェ・某(57)氏を不拘束起訴したと1日明らかにした。

チェ氏はソウル江南区、道谷市場一帯の露天商たちから2008年6月から昨年4月まで計930万ウォン余りを受け取った疑惑を受けている。技能職8級公務員のチェ氏は、露天商取り締まり業務を引き受け2ヶ月余りで裏金を受け取り始めたことが捜査過程で明らかになった。

1999年から江南の繁華街に貨物車を駐め粉食を売ってきた露天商オ・某(41)氏は、チェ氏が不法露天商取り締まり業務を引き受けた後、何度も取り締まりにあい、江南区D市場‘商友会’会長パク・某(59)氏等を通じてチェ氏にコネをつけたことが明らかになったと検察は明らかにした。オ氏は2008年11月、取り締まりをしないでくれと頼みチェ氏に50万ウォンを渡したのに続き、2008年12月には 「今後1年間、露天商取り締まりをしないで欲しい」と請託しながら450万ウォンを渡したという。

チェ氏はまた、2009年4月に一時露天商だったキム・某(46)氏から「知り合いの先輩が露天商ができるようにして欲しい」という請託と共に50万ウォンを受け取った疑惑も買っている。チェ氏はこのようにして計7回にわたり金を受け取ってきたと発表された。検察はまた、チェ氏に金品を渡したオ氏など商人2人とこれを幇助したD市場商友会幹部など計4人もわいろ供与疑惑で不拘束起訴した。

ノ・ヒョンウン記者 goloke@hani.co.kr

原文: 訳J.S