原文入力:2010-08-23午後07:33:04(1043字)
抗命罷免 チェ前署長 "警察、点数の奴隷"
チョ "世論調査で58.5%が成果主義に賛成"
イ・ジョンエ記者
←チョ・ヒョノ警察庁長官候補者(左側)人事聴聞会に証人として出席したチェ・スチャン前江北警察署長(右側)が23日午後、国会でチョ候補者と並んで座り議員らの質問に答えている。 キム・ギョンホ記者 jijae@hani.co.kr
チョ・ヒョノ警察庁長官候補者と‘抗命波動’で罷免されたチェ・スチャン前ソウル、江北警察署長が23日、警察の‘成果主義’問題を巡り舌戦を行った。国会行政安全委員会で開かれたチョ候補者人事聴聞会の席であった。
野党の要求で聴聞会証人として出てきたチェ前署長は「警察が点数の奴隷になれば、お金がなく無力な国民がケガをする」として、チョ候補者がソウル警察庁長官時期に主導した成果主義を猛烈に批判した。彼は 「刃物を持つ司法機関である警察が実績主義を行うのは慎重でなければならない」と何回も強調した。チェ前署長は「個人の私生活まで裏調査する恐ろしい制度が実績主義」として「実績主義のためにささいな犯罪が重犯罪に化け、訓戒で済む青少年も重犯罪の烙印を捺される事例がある」と主張した。彼は「当時(チョ・ヒョノ)ソウル警察庁長官にこういう実績主義の弊害を言ったが、全く受け入れられなかった」と話した。
チョ候補者は「成果主義を継続的に補完してきた」として「1月には反発が激しかったが、6月3~7日に実施された世論調査で58.5%が成果主義に賛成した」と反論した。彼は 「各署長に地域条件に合う治安活動を注文し、水西警察署の場合、成績は最下位だったがオーダーメード型治安活動を実施し絶賛したことがある」と話した。それと共に「江北署はもともと4位を占める署だったが、チェ前署長が赴任した後に成績が継続落ちこみ今年1~3月に最下位となった」とチェ前署長を迂回的に批判した。
チェ前署長は去る6月、ソウル警察庁の成果主義が行き過ぎた検挙実績競争に変質し‘陽川署拷問顧問事件’の原因となったと主張し、成果主義を主導したチョ・ヒョノ当時ソウル警察庁長官の辞退を要求した経緯がある。
イ・ジョンエ記者 hongbyul@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/rights/436369.html 訳J.S