原文入力:2010-08-19午後07:40:27(1349字)
2014学年度 適用 大学入試 改編案
言語・外国語は2種類 難易度へ
イ・ジョンギュ記者
現在の中学校3年生が受ける2014学年度大学入試から、受験生は大学修学能力試験(修能)に2回受験できることになる。また、言語(国語)と外国語(英語)領域も、現在の数理領域のように難易度が異なる2種類の内一つを選択して受ける水準別試験に変わる。
教育科学技術部の依頼で政策研究をしてきた‘中長期大学入試先進化研究会’(総括委員長 ソン・テジェ梨花女子大教授)は19日、ソウル、鍾路区、ソウル歴史博物館でセミナーを開き、こういう内容の‘2014学年度修能改編方案’を発表した。
方案によれば、2014学年度入試から修能受験回数が2回に増える。高校3年間に勉強した受験生の能力を、ただ一回の試験で評価することが受験生に過度に大きな負担を与えているという指摘に従ったものだ。試験は11月に15日間隔で実施される。
試験科目は現在の言語・数理・外国語領域が各々国語・数学・英語と名前が変わり、出題範囲と難易度により3科目全てがA型とB型に分かれて行われる。A型は現行修能より出題範囲を狭め問題も簡単に出題し受験生の負担を減らし、B型は現行修能水準を維持する方針だ。数学の場合、A型は現行修能体系で、人文系列学生たちが主に選択する数理‘ナ’型、B型は自然系列学生たちが主に受ける数理‘カ’型と出題範囲が似ている。
受験生は科目別に2つの類型の内一つを選択し試験を受けるものの、国語と数学は同時にB型を選択できないようにした。国語B型を選択したとすれば数学は必ずA型を選択しなければならないという話だ。
探求領域は科目間の類似性などを考慮し統合する方式で、試験科目数と受験科目数を減らすことにした。社会探求の場合、現在11ヶの試験科目が6ヶで統合され、科学探求は8ヶから4ヶに減る。現在は社会と科学、全て領域別に最大4科目まで受験できるが、2014学年度修能からは受験科目数が各々1ヶずつに減る。
また、第2外国語・漢文領域は入試に反映する大学が少なく、読み取り中心の修能準備では第2外国語教育に限界があるという指摘により完全に修能から除外する方案を推進することにした。
研究会は今月末まで教科部に最終報告書を提出する予定であり、教科部はこれを土台に10月末頃までに政府案を確定する計画だ。
しかし今回の改編方案を巡り、実効性と副作用を憂慮する声も少なくなく、論難が予想される。チョン・ビョンオ良い教師運動代表は「修能を2回受けるようにしたことは、学生たちの試験負担感を減らすことができるという点で望ましいと見る」としつつも「しかし修能が容易になる場合、大学が本試験型論述を行ったり、深化科目履修有無を選考要素とするなどの方法で弁別力を確保しようとする可能性が大きく、学生たちの入試負担と私教育は減らないだろう」と話した。
イ・ジョンギュ記者 jklee@hani.co.kr
原文: 訳J.S