原文入力:2010-08-19午後04:17:40(1935字)
理論上 4年間 月155万ウォンで4人家族生活して初めて可能、ネチズンたち‘皇帝の生活’皮肉
構内食堂職員を家事ヘルパーに、公務員を夫人運転随行員に…‘職権乱用’非難 起きる
キム・テホ総理候補者の財産が最近3年7ヶ月の間に10倍程に増えたが、その期間にクレジットカード使用実績は皆無であるように彼の‘驚くべき財テク’に対する疑惑が広がっている。キム候補はまた、慶南道知事在職時期に道庁構内食堂の委託業者の職員を家事ヘルパーとして使ったという指摘も提起され、職権を乱用したという批判まで買っている。民主党は彼の財産形成過程に金銭的援助を与えた人がいるのではないかという いわゆる‘スポンサー疑惑’を提起して出た。
キム候補者は財産が急増した理由を、不動産価格が上がり道知事在任時期に受け取った給与を貯蓄したためだと解明しているが、当時の道知事年俸規模を勘案すれば釈然としない弱点が多い。キム候補者の道知事在職時期の年俸は8000万~9000万ウォン水準だった。この内、アパートを購入するために借金した2006年を除けば、2005年から2010年までにキム候補者家族の預金は2000万~3000万ウォンずつ増加し、借金も3000万~4000万ウォンずつ減った。キム候補者の説明が正しいとすれば、彼は道知事在任期間に給料から545万ウォンを貯蓄や借金返済に使ったことになる。そのようにして残った一ヶ月の生活費はせいぜい155万ウォンに過ぎない。
こういう算法を適用すれば彼を含む彼の家族4人は4年近くも事実上 最低生計費水準の生活費で暮らしたという話になる。40才家長、37才主婦、11才と9才の子供を基準に定める4人家族の最低生計費は現在133万ウォンだ。あるネチズンは彼の解明が常識的に納得し難いとし「一日最低生計費6000ウォンずつで4人が一ヶ月に72万ウォンならば‘皇帝の生活’を享受できるが、キム候補者家族4人は何と155万ウォンも使ったので、どれほど贅沢な生活をしたことか」と皮肉った。「お金を貯める秘法はキム候補者に問い合わせて下さい」という皮肉も相次いでいる。
キム候補者の生活費があまりにも少ないために、彼が別途の所得源を用意しておき支出内訳を露出しないのではないかとの疑惑まで起きている。キム候補者が国会に提出した去る5年間の所得控除内訳を見れば、彼の4人世帯は2005年の現金領収書使用額を0ウォン、2006年のクレジットカードと現金領収書使用額を全て0ウォンで申告した。2007年にはクレジットカード使用額は78万ウォン、現金領収書使用額は42万ウォンだった。2008年にもクレジットカード使用額は78万ウォン、現金領収書申告額は62万ウォンに止まった。2009~2010年のキム候補者のクレジットカード税金控除額は0ウォンだった。クレジットカード使用額が控除が発生する基準の200万ウォンに達し得なかったという話だ。
キム候補者が道知事在任時期に道庁構内食堂の委託業者職員らに洗濯や清掃のような家事を見させるようにして、道庁技能職公務員を事実上、夫人の運転手として働かせたというカン・ギガプ民主労働党議員の指摘も論難を起こしている。カン議員は「慶南道庁構内食堂の委託業者のある職員が、2008年から2010年6月の慶南道知事任期満了直前まで、キム候補者の社宅で洗濯、清掃、炊事をするなど、家事ヘルパーとして仕事をした事実を確認した」として「慶南道庁技能職公務員は6年間にわたり官用車を利用してキム候補者夫人の運転随行員をするようにした事実も確認した」と主張した。
これに対し、ネチズンらはキム候補者が職権を乱用したものとして毒々しい視線を送っている。あるネチズンは「刑法123条によれば公務員が職権を乱用し人にとって義務のないことをするようにさせたり権利行使を妨害すれば5年以下の懲役、10年以下の資格停止または1000万ウォン以下の罰金に処するよなっている」として、キム候補者の職権乱用を批判した。去る2006年、ホ・ナムシク釜山市長の場合、配偶者が市庁官用車を1年8ヶ月間にわたり私的に使った事実が明らかになり国家清廉委員会から‘公務員行動綱領’ 13条の‘公用物私的使用禁止’条項違反という判断を受けたことがあるとカン議員は指摘した。
eニュースチーム
原文: 訳J.S