原文入力:2010-08-05午後07:18:48(1368字)
野党・地方自治体‘4大河川代案’堰・浚渫 中断が核心なのに…
保守 要人たちも "今度は与党が妥協すべき"
アン・チャンヒョン記者、ソン・ヨンチョル記者、パク・ヨンニュル記者
‘4大河川葛藤’が新局面を迎えるかが注目されている。民主党が‘とにかく反対’から抜け出し政策的代案を提示し、ハンナラ党の一部でも慎重にではあるが対話の必要性を提起しているためだ。
キム・ムソン ハンナラ党院内代表は5日、最高委員会議で 「盲目的反対と政治攻勢ばかりを展開する立場から方向転換をされた民主党に感謝申し上げる」として「政府も4大河川再生事業に対する良い代案と正当な叱責に対し積極的に対話し、正すべきことは正さなければならない」と話した。これはこれまで政府与党が見せた‘事業強行’態度とは異なる姿だ。
アン・ヒョンファン ハンナラ党スポークスマンもこの日、公式論評し 「民主党の4大河川事業に対する立場の変化が、与野党関係を共生と協力の関係に切り替える契機となることを希望する」と明らかにした。
先立って民主党は前日、錦江事業の代案として浚渫と堰の建設を最小化し支流整備等を通じて水質を改善しようという代案を出した。忠南道も錦江事業に対する再検討を協議しようと中央政府に公式提案した。
政府もひとまず‘疎通’に賛成するという原則を確認した。チャ・ユンジョン国土部4大河川推進本部環境部本部長は「野党が見解を整理し具体的な案を持って対話しようと提案するならば知らぬフリはできないのではないだろうか」として「疎通の窓口は開いている」と話した。
だが、与野党の対話がなされるとは言え、実際に妥協につながるかは未知数だ。堰建設と浚渫という核心争点については政府与党が譲歩できないという態度を堅持しているためだ。
与党のこのような態度は李明博大統領の4大河川に対する非妥協的方針のためと見られる。ハンナラ党のある高位党役員はこの日<ハンギョレ>との通話で「民主党の提案はそれなりに代案になるが、イ大統領が受け入れる可能性は低い」として「(こういう状況で) 4大河川問題と関連してハンナラ党ができることはあまりない」と話した。
これに伴い、政府与党、特にイ大統領の態度変化を促す声が出てきている。野党が歩み寄っただけに政府与党も歩み寄らねばならないということだ。ユン・ヨジュン前環境部長官は 「野党が現実的で妥協的な態度を見せただけに、今度は与党が真剣に対話し妥協しなければならない」と話した。
イン・ミョンジン前ハンナラ党倫理委員長も「ハンナラ党は野党が降参して戻ってくると考えずに、積極的に受けとめ接点を探さなければならない」として「今が良い機会」と話した。パク・セイル韓半島先進化財団理事長も「この問題はとても政治化されている。政界では専門家たちが真剣に討論する場を作ることが重要だ」と話した。
アン・チャンヒョン、ソン・ヨンチョル、パク・ヨンニュル記者 blue@hani.co.kr
原文: 訳J.S