本文に移動

韓国特検「尹錫悦氏、2023年11月から戒厳準備…合同参謀本部議長に忠誠を要求」

登録:2026-06-02 06:11 修正:2026-06-02 09:40
チャスン僧侶の死去当日、安保機関の首脳部を呼び出し「北朝鮮関連説」を主張したことも
2022年11月8日、尹錫悦大統領(当時)がソウル江南区の奉恩寺を訪れ、同寺会主のチャスン僧侶、元老議員のチャグァン僧侶、トフ僧侶、チミョン僧侶、金剛禅院長のヘゴ大宗師、奉恩寺住職のウォンミョン和尚らと懇談した後、寺を後にしている=大統領室提供//ハンギョレ新聞社

 3大特検の残余事件を捜査しているクォン・チャンヨン特別検察官(特検)チームは、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が2023年11月に合同参謀本部のキム・ミョンス前議長に忠誠を要求した状況を確認した。総合特検チームは、尹前大統領が当時から非常戒厳を念頭に置き、軍首脳部を取り込もうとしたとみて、捜査を進めている。

 キム・ジミ特検補は1日午後、京畿道果川市(クァチョン)の総合特検チーム事務所で開かれたブリーフィングで、「キム前議長の取り調べを通じて、非常戒厳がすでに2023年11月から準備されていた事実を確認した」と明らかにした。総合特検チームは先月27日、キム前議長を内乱重要任務従事容疑の被疑者として取り調べた際、「2023年11月29日、官邸で行われた会合で、尹前大統領に『私が命じることは何でもできるか』と尋ねられた」という趣旨の供述を確保したという。キム前議長は当時、尹前大統領に「合法的かつ正当な命令であれば、忠誠を尽くす」という趣旨で答えたという。これに対し、尹前大統領はその発言に不満があるかのように机を叩いて激怒し、「ならば、私の頭に銃を撃て」という過激な表現を用いてキム前議長を圧迫したという。

 2023年11月29日は、大韓仏教曹渓宗の総務院長を務めたチャスン僧侶が死去した日だ。尹前大統領は同日、キム前議長だけでなく、シン・ウォンシク元国防部長官やキム・ヨンヒョン元大統領警護処長、チョ・テヨン元国家安保室長、ヨ・インヒョン前防諜司令官など安保機関の首脳部を呼び出し、チャスン僧侶の死に北朝鮮がかかわった疑いがあるという主張も展開した。

 一方、総合特検チームは今月6日午前10時頃に、非常戒厳令発令当時に米国などに「戒厳令を正当化するメッセージ」を伝えた疑いで尹前大統領を呼び出し、取り調べを行う計画だ。総合特検チームは、尹前大統領が護送車から降りて庁舎に入る場面を公開する方針だ。ただし、尹前大統領の弁護団はこれに対し、「協議の過程にあり、確定した事案ではない」と述べた。総合特検チームは、尹前大統領の取り調べを控えた同日、米中央情報局(CIA)に戒厳令正当化メッセージを伝えた疑いで、チョ・テヨン前国家情報院長を呼び出し、取り調べを行った。

イム・チョルフィ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1261379.html韓国語原文入力:2026-06-01 20:21
訳H.J

関連記事