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米 対北韓追加制裁 核心‘北の態度にともない強弱調節’

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/433551.html

原文入力:2010-08-04午後07:54:59(1067字)
政府当局者 "運用に焦点" …ユ・ミョンファン "2週内に措置が出てくる"

イ・ジェフン記者

米国行政府がまもなく官報に載せる新行政命令を通じ外部に公表する追加北韓制裁措置の核心は、内容それ自体よりも‘運用戦略’と4日、政府高位当局者が明らかにした。

この高位当局者は「米国政府の追加対北韓制裁措置の効果と関連して、過去‘バンコ デルタ アジア’(BDA)水準または、それ以上とか、特別効果がないという展望の全てが適切でない」として、このように話した。この当局者は「アインホンが‘外交的努力’と‘外交的接近’を強調した事実に注目する必要がある」と強調した。

ロバート・アインホン米国国務部非拡散および軍縮担当特別補佐官は2日午後の記者会見で「北韓が第三国で不法活動をした疑惑が捉えられる場合、我々は該当国政府に接近し北韓の活動に注目し立ち止らせなければなければならないと通知するが、外交的接近方法を取るだろう」と明らかにした経緯がある。

政府高位当局者は 「北韓側が挑発的行為を止めなかったり有意な非核化措置を取らない場合、米国側は制裁措置を強く運用するとし、その場合 米国の国際的影響力を考慮する時 インパクトも大きい」としつつ「北側が有意で真剣な非核化措置を取る場合、米国も制裁措置の運用強度を低くするだろう」と話した。この高位当局者は「米国側の(局面転換のための)出口戦略が別々にあるのではない」として「あえて言ってみれば追加制裁措置の運用戦略が出口戦略に相応していること」と付け加えた。米国の今回の追加制裁措置が北側の挑発的行動を制御しようとするものであり、北側の対応方式次第で米国側も第三国政府を相手にした‘外交的努力’の強度を調節する方式で情勢を管理するという説明だ。

これと関連してユ・ミョンファン外交通商部長官はこの日朝、ラジオ‘チョン・ギョンユンの朝ジャーナル’に出演し、米国の追加北韓制裁と関連して「具体的な措置がまもなく2週間以内に出てくると期待する」と明らかにした。ユ長官は 「対北韓措置は制裁自体が目的ではなく、北韓の態度を変化させることにより国際社会の責任ある一員に復帰させるためのもの」と話した。

イ・ジェフン記者 nomad@hani.co.kr

原文: 訳J.S