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韓国政府、初の原子力潜水艦を2030年代半ばに国内で建造…低濃縮ウランを使用

登録:2026-05-27 06:19 修正:2026-05-27 07:02
国防部「原子力潜水艦開発基本計画」を発表
李在明大統領が26日午後、慶尚南道昌原市鎮海区で開かれた「第1回未来戦略国防会議」で発言している=大統領府記者団//ハンギョレ新聞社

 韓国政府は26日、「原子力潜水艦(原潜)1番艦」を2030年代半ばまでに進水させるという目標を初めて発表した。核燃料には低濃縮ウランを使用し、国際社会の核拡散への懸念を和らげるとともに、原潜は国内で開発・建造するという構想も明らかにした。

 李在明(イ・ジェミョン)大統領はこの日、慶尚南道昌原市鎮海区(チャンウォンシ・チネグ)で第1回未来国防戦略委員会を開催し、こうした内容の「原子力潜水艦開発基本計画」について議論した。李大統領は「強固な韓米同盟を基盤に建造される原潜は、朝鮮半島の平和と安全保障を自ら担うという意志の象徴」だとし、「さらに大韓民国の防衛産業の能力強化にも大きく貢献することになるだろう」と述べた。

 これに先立ち、李大統領とドナルド・トランプ米大統領は昨年10月のワシントンでの韓米首脳会談を機に、韓国の原潜建造について合意した。昨年11月、韓米両国は共同説明資料(ジョイント・ファクトシート)で、「米国は韓国による原潜建造を承認した。米国は、この造船事業の要件を前進させるため、燃料調達案を含め、韓国と緊密に協力していく」との方針を示した。

 これを受け、国防部は7カ月間の準備を経て、この日「原子力潜水艦開発基本計画」を内外に向けて初めて公開した。国防部はこの日、報道資料を発表し、原潜事業を「張保皐(チャンボゴ)N事業」と命名した。大韓民国初の潜水艦である張保皐の精神を継承した次世代モデル(Next generation)であり、原子力推進方式(Nuclear powered)を適用するとともに、最先端の新技術(Neo technology)を集約した潜水艦を建造するという意味が込められている。

 国防部は、原子力潜水艦の原子炉の核燃料には低濃縮ウランを使用し、核燃料の交換を最小限に抑えて「長期運転」が可能になるよう開発すると述べた。長期運転とは、潜水艦の核燃料を長期間にわたり交換せずに使用する方式。また、電力の獲得・維持・整備における自立性と安定性を確保するため、国内で原潜を開発・建造すると説明した。これに先立ち、トランプ大統領が韓米首脳会談の翌日である昨年10月30日、トゥルース・ソーシャルへの投稿で、「韓国は原潜を、まさにここにある素晴らしい米国のフィラデルフィア造船所(フィリー造船所)で建造するだろう」と書いたが、韓国政府はこの日の発表で韓国国内での建造を断言した。

 政府は、国際社会の核拡散への懸念を払拭するための取り組みにも乗り出した。アン・ギュベク国防部長官はこの日の会議で、「大韓民国は核兵器を保有あるいは開発しないという確固たる原則を堅持していく」とし、「いかなる形の核兵器も保有せず、核兵器を開発もしないという確固たる考えを持っている」と述べた。さらに「大韓民国は米国と緊密に連携し、低濃縮ウランの確保および管理過程全般にわたり、核不拡散義務を誠実に履行する」と明らかにした。国際原子力機関(IAEA)と協力し、原子力潜水艦用核物質を透明性を持って管理・監督する安全措置体制を構築し、これを徹底して履行すると強調した。アン長官はまた、「すべての放射性廃棄物は、厳格な安全基準に基づき、許可された施設で徹底的に管理する予定だ」と述べた。

ソ・ヨンジ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/1260422.html韓国語原文入力:2026-05-26 18:02
訳H.J

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