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城北区 貧民街 320世帯‘密集’月間所得 100万ウォン以下が40%

原文入力:2010-08-01午後08:15:23(667字)
長寿の村はどんな所

キム・ソヨン記者

ソウル、城北区、三仙洞‘長寿村’は去る2004年に再開発予定地域び指定されたところだ。だが、史跡10号のソウル城郭が通り、ソウル市有形文化財の三軍府総武堂(朝鮮時代の陸軍本部のようなところ)があるために、建物高さなどに制約が多く、収益性の問題から6年間にわたり開発がなされずにいる。
長寿村は日帝時から板張りの粗末な家が建ち始め、韓国戦争以後に貧しい人々が集まり無許可で家を建てた。1968年に政府の無許可住宅陽性化(合法化)措置が出てきた後、本格的に住民が定着し始めた。住居環境改善を要求し村住民と市民団体らが設けた‘代案開発研究会’の昨年調査結果によれば、長寿村には計150棟 320世帯が暮らしている。一戸を部屋9ヶに分けて部屋代を払っている世帯数が多い。この内、老人世帯が55%程度で最も多い。平均25年近く暮らしており、月所得が100万ウォン以下の世帯が40%に達する。

1年に600万ウォンの貸し切り住宅があるかと思えば、空き家でそのまま暮らしている人もいるなど、都市貧困層には‘巣’のようなところだ。貧しい長寿村住民たちは再開発のために追い出されるかも知れないという不安感の中で一日一日を暮らしている。 キム・ソヨン記者

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/rights/433039.html 訳J.S