李在明(イ・ジェミョン)大統領は、このところKOSPI(韓国総合株価指数)が5000台間近の急激な上昇傾向にあることについて、「歪曲されていたのが正常化している過程」だと述べた。低評価されていた韓国証券市場が正常化するにしたがってKOSPIが上昇したという見解を示したのだ。李大統領は21日午前、青瓦台の迎賓館で開かれた年頭記者会見で、「株価上昇が先端技術の一部の銘柄に集中しており、経済全般のファンダメンタルの改善はなかったため、急激な下落の恐れがあるという声もある。韓国経済はここまでのKOSPI維持が可能だと思うか」という質問にこのように答えた。
李大統領は、韓国証券市場がこれまで低評価されてきた理由として、朝鮮半島の平和リスク▽経営および支配構造リスク▽株価操作リスク▽政治リスクなどを主な理由に挙げた。そして「株価を人為的に上げるのではなく、(歪曲されていた株式市場を)正常化することが重要だと思う」と強調した。
それと共に「選挙前に『政権が変わるだけでも(KOSPI)3000を越えるだろう』と述べたことがある。なぜなら、これらのリスクのうち政治リスクが解決されるからだ」とし、「株価操作をすれば身を滅ぼすことを確実に見せる。優良株を長期間保有してほしい」と述べた。
李大統領はまた、前日の米国証券市場の大幅な下落にもかかわらず小幅の下落にとどまったKOSPIに触れ、「いわゆる待機的な買いが非常に多いことを示す」とし、「株価を人為的に上げるのではなく、正常化することが重要だと考える」と繰り返し強調した。
また、朝鮮半島の平和リスク問題については、「今(北朝鮮に侵入した無人機に対する軍と警察の合同捜査を行うことについて)『低姿勢』だなどと言われていますが、ならば、高姿勢で一戦を交えましょうか」とも述べた。李大統領は「愚かな内容を新聞の社説だとして掲載している」とし、「高姿勢で一戦交えたら、経済は滅びる」とも語った。
さらに「株式投資は各自が自分で行うことだ。誰も責任を負ってくれない」とし、「(株価)下落説について(人に)聞かない方がいい」とも述べた。