内乱事件を捜査したチョ・ウンソク特別検察官(特検)チームが、内乱重要任務従事などの容疑で拘束起訴されたイ・サンミン前行政安全部長官に懲役15年を求刑した。
ソウル中央地裁刑事合議32部(リュ・ギョンジン裁判長)が12日に審理したイ前長官の結審公判で、特検チームはイ前長官に対し懲役15年の宣告を裁判部に要請した。
特検チームは、非常戒厳の時にハンギョレをはじめとする特定の報道機関の電気・水供給遮断を消防庁に指示し、内乱に加担した疑い(内乱重要任務従事・職権乱用権利行使妨害)などで、昨年8月19日にイ前長官を拘束起訴した。
イ前長官が昨年2月11日に憲法裁判所で開かれた尹前大統領の弾劾審判に証人として出席し、尹前大統領から電気・水遮断の指示を受けておらず、関連文書も受け取ったことがないと証言したことについては、偽証容疑が適用された。
当時、特検チームは「国民の命と安全を守り、災害から保護する責務のある行政安全部長官が、尹前大統領が首謀者となり国憲を乱す目的で起こした暴動に加担した」として起訴の背景を説明した。
一方、イ前長官はこの日の結審公判で「大統領を引き止めるため(大統領執務室に)入った時、電気・水遮断が書かれた文書があった。それが何なのか気になり、心配になって(消防庁長に)聞いてみた。『報道機関の電気・水の供給遮断に関して消防庁が指示されたことがあるか』と尋ねたところ『ない』と言われた。『24時となっていて、これらの報道機関が書かれていたが、本当に知らないのか』と聞いたら、知らないという趣旨で(消防庁長が)話した。それでその後から一般論的な話をした」として、電気・水遮断を指示した事実を否定した。