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内乱の代価は? 尹錫悦前大統領に今週求刑、最高刑か

登録:2026-01-05 23:45 修正:2026-01-06 09:38
2025年12月26日、ソウル瑞草区のソウル中央地裁で行われた特殊公務執行妨害、職権乱用権利行使妨害などの容疑の裁判の結審公判で、最終陳述に臨む尹錫悦前大統領(左)と、1996年8月26日、内乱首魁、内乱目的殺人などの容疑の一審判決公判に臨む全斗煥被告/聯合ニュース、ハンギョレ新聞社

 12・3内乱を起こした尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の内乱裁判の結審公判が4日後に迫る中、与党を中心として死刑求刑を求める声があがっている。

 共に民主党のソ・ヨンギョ議員は4日に国会で記者会見を行い、「(特検は)適用可能なすべての罪をもれなく適用し、法の許す最も重い刑罰を合算して求刑すべきだ」、「裁判所はそれらすべての罪を合算して、法の許す最高刑を宣告すべきだ」と述べた。また「そうしてこそ大韓民国に内乱の代価という先例が残る」と補足した。

 内乱事件を捜査してきたチョ・ウンソク特別検察官チームは、内乱首謀の疑いが持たれている尹前大統領に死刑を求刑すべきだという趣旨の発言だ。刑法上、内乱首謀の法廷刑は死刑、無期懲役、無期禁固の3つのみで、最高刑は死刑だ。

 ソウル中央地裁刑事25部(チ・グィヨン裁判長)は5日と7日の公判で証拠の調査および被告人尋問を行い、9日に検察側の求刑と被告人の最終陳述が行われる結審公判を行う予定となっている。

 ソ議員は「二度と軍と公権力が国民に向かえないよう、法の定める最も重い責任を必ず問うべきだ」として、「全斗煥(チョン・ドゥファン)に対しても、内乱犯罪の重大さを考慮し、検察と一審が法廷最高刑を下し、責任を問いつめた先例がある」と重ねて強調した。1996年に検察は12・12軍事反乱および5・18光州(クァンジュ)民主化運動に関して内乱首魁(しゅかい)、内乱目的殺人などの容疑がかけられていた全斗煥氏に対し、死刑を求刑している。

 今月2日には祖国革新党のパク・ウンジョン議員も、ユーチューブチャンネル「メブルショー」に出演し、「被告人尹錫悦には減刑理由が何もない。死刑、無期懲役しかない」として、「絶対に死刑を求刑すべきだ。この求刑に譲歩する姿勢を示すと、非常に大きな国民の怒りを買うだろう」と述べた。同じ番組で、民主党のイ・ヨンウ議員も「検察の求刑は当然にも死刑にするだろう」との見通しを示した。

シム・ウサム記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1238076.html韓国語原文入力:2026-01-05 14:37
訳D.K

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