グループ「防弾少年団(BTS)」のメンバーのJIN(ジン)に奇襲キスをした日本人女性が裁判を受けることになった。
ソウル東部地検は、JINにキスをした50代の日本人女性のA氏を強制わいせつ容疑で在宅起訴したと、17日明らかにした。A氏は昨年6月13日、ソウル市松坡区(ソンパグ)の蚕室(チャムシル)室内体育館で、JINが軍服務を終えて初めて開かれたファンミーティングに参加し、JINの頬にいきなりキスをした疑いが持たれている。当時、JINが困惑する様子がカメラに映し出され、A氏の行動はセクハラ論争に発展した。
ソウル市松坡警察署はA氏を立件し、被疑者の身分で出頭を求めたが、調査に長期間を要すると見込まれたため、3月に捜査中止を決定した。警察の捜査規則では、被疑者が2カ月以上外国に留まるなど、相当期間にわたり被疑者の調査ができず捜査を終結できない場合、捜査を中止することができる。その後、A氏は韓国に入国し、警察に自主的に出頭して調査を受けた。松坡署はA氏の容疑が認められると判断し、5月に送検した。
※検察が起訴状で明らかにした容疑内容は、裁判所の判決を経て最終確定します。