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MB-朴槿恵 会おうと言うものの…

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/430937.html

原文入力:2010-07-18午後10:03:12(1543字)
両者 肯定的態度…議題不明で成果は未知数
補欠選前後 会合 有力… "しこり解消の契機" 展望も

シン・スングン記者,ファン・ジュンボム記者

世宗市修正案を巡り正面対立してきた李明博大統領と朴槿恵 ハンナラ党前代表の会合の展望が出て来た。しかし与党では2人がやりとりする贈り物の中身が明らかでなく、成功的な出会いを予断することは早いという慎重な反応が優勢だ。

昨年9月16日の単独会合以後、10ヵ月目の冷たい関係を維持してきた両者は出会い自体に対しては肯定的だ。パク前代表はアン・サンス ハンナラ党代表の会合斡旋提案に「イ大統領が会おうと言うなら会うしかないではないか」と話した。昨年11月チュ・ホヨン特任長官の会合提案に「特別にする話がないだろう」と明らかにしたのに比べれば、だいぶ緩やかになったわけだ。

イ大統領も17日、アン代表との大統領府会合で 「いつでも良い。会って色々な国政懸案について話せば良いだろう」として「パク前代表側と交渉をする」と前向きな返事をした。6・2地方選挙に惨敗したうえ、まもなく任期の折返し点を回ることになる李明博大統領としては、パク前代表の協力が切実な状況だ。

残るは会合の時期と議題だ。2人の出逢いを斡旋したアン代表は「7・28補欠選前後」と話した。大統領府と親イ主流側は7・28以前を望む雰囲気だ。核心党職を引き受けた親イ系のある議員は「イ大統領とパク前代表が反目をやめ和合するならば7・28補欠選にも良い結果があるだろう」と話した。

問題はイ大統領がパク前代表に渡すプレゼントがあるかということだ。パク前代表のある側近議員は「我々が先に出会いを要請したわけでないだけに、パク前代表が主導的にする話はあまりない。さらにかつてのように地味な主題で出会い自体に意味を付与しようとすることは望ましくない」として「結局、イ大統領の姿勢変化がカギ」と話した。イ大統領とパク前代表の過去4回の出会いが特別に効果がなかったのは、イ大統領がパク前代表を真の国政パートナーとして接待しなかったためであり、成果をあげようとするならイ大統領の態度が変わらなければならないということだ。

大統領府とハンナラ党主流側も悩む姿が歴然だ。アン・サンス代表は18日、記者らに会い「今すぐにでも会えるが、会って話す議題も決め、発表することまであらかじめ決めなければならない。そうでなければ(2人)の間がわるくなるだけということもあり得る」と話した。

しかし妙策があまりない。この間、親イ系の一角で提起された‘朴槿恵総理論’はパク前代表が断った。パク前代表の秘書室長格であるユ・ジョンボク議員は「パク前代表は総理をやりたくない」として「アン・サンス代表にも‘党代表がそのような提案をするのは大統領に負担を与えるだけ’と明確に話した」と明らかにした。

大統領府関係者は「後半期の国政運営に原則的協力を要請でき、世宗市も原案を推進するということができるだろう」と話した。党の一部では会合が実現すれば具体的な懸案よりは感情のわだかまりを解消する疎通の場となるという展望も出ている。核心党役員は「互いにやりとりすることが明らかでないだけに、イ大統領とパク前代表が世宗市修正案推進過程で募らせた残念な感情を率直に打ち明け、本当に疎通することが最善」と話した。

シン・スングン,ファン・ジュンボム記者 skshin@hani.co.kr

原文: 訳J.S