原文入力:2010-07-06午後07:45:20(984字)
銅雀文化院に建つ…キム前区庁長 "関与していない"
ホン・ソクチェ記者
←退任した銅雀区庁長 顔が赤くなる‘功績碑’
区庁から運営費用などを支援されてきたある地域文化院が退任した直前区庁長の功績を刻んだ標示石(写真)を建てうわさになっている。
ソウル、銅雀区、上道洞の銅雀文化院は先月26日「12年間にわたり銅雀区庁長を務め先月30日に退任したキム・ウジュン(68)前区庁長の業績を賛える" として文化院前歩道に横1.5m、縦2m大の標示石を建てた。キム前区庁長が地方自治民選2期(1998年)時に区庁長に当選した後、銅雀文化院を設立し、以後連続3選を果たす間、文化院の発展に寄与し‘功績碑’を建てたというのが文化院側の説明だ。この標示石には‘12年を銅雀区庁長として奉職する間…区民の幸福指数を向上させる輝かしい業績を残したので、その功績を賛えるためにこの碑を建てる’と記されている。これと共にキム前区庁長が生まれた時と学歴・受賞内訳、両親と配偶者の名前、子供の数等も書いてある。キム前区庁長の標示石は独立活動家であり柳韓洋行設立者である故ユ・イルハン会長の標示石と肩を並べている。
キム前区庁長は<ハンギョレ>との通話で「標示石が建てられたということを昨日(5日)知った」とし「(自身が)文化院設立者なので十匙一飯お金を集めて建てたと理解している」と話した。自身は関与しなかったとのことだ。
だが、地域住民たちの視線はきれいではない。住民コ・某氏は「12年間、区庁長をしたということだけで一日に千名余りが通る文化施設の入口にあんな標示石を建てること自体が恥ずかしい」としつつ「その間、住民たちに奉仕する気持ちで仕事をしたかすら疑わしい」と話した。
銅雀文化院側は「標示石は有志会員たちの自発的な募金で建てた」として「文化院は区庁長の関心が重要だが、このように成長できるよう助けてくれたことに感謝の気持ちを伝えるためのもの」と説明した。
文・写真 ホン・ソクチェ記者 forchis@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/429105.html 訳J.S