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韓国大統領選、支持率差が縮まった最大野党候補…「内乱勢力が戻ってくる」支持訴え

登録:2025-05-26 06:52 修正:2025-05-26 07:37
共に民主党のイ・ジェミョン大統領選候補が24日、京畿道始興市のペゴッ・アブニュー・フラン・セントラル広場で開かれた演説で、市民に支持を訴えている=共同取材写真//ハンギョレ新聞社

 最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン大統領選候補が24日、「最近の世論調査(で)支持率が再び(差が)縮まっているというが、実際縮まっていると思われる」とし、24日に支持を繰り返し訴えた。

 大統領選挙を10日後に控えた同日、イ候補は京畿道始興市(シフンシ)の街頭演説で、「彼ら(内乱勢力)が戻ってくるために準備している。私たちが気をしっかり持たないと、また戻ってくる」と述べた。イ候補は「6月3日は『イ・ジェミョンが大統領になるか、ならないか』、『キム・ムンスになるか、ならないか』を決める日ではない」とし、「皆さん自身の未来と皆さんの子どもたちの人生、国の運命がかかっている」と強調した。

 また、イ候補は与党「国民の力」側が提起する「政治的報復」の懸念と関連し「民主党にあまりにも過酷なことを多く行った側が『ひょっとして私たちも同じことをされるのではないか』と心配しているようだが、そのような心配は無用だ」とも語った。また「行為に対して責任は明らかに取ってもらうが、私たちはないものをでっち上げて苦しめたり、不利な条件で迫害したりする、拙劣で幼稚な集団または人ではないことを明確に申し上げる」とし、「国民の皆さんの力を一つに集めてより良い世の中に向けて進む時、『国民の力』という名を持つ党の政治家たちもそれに参加することを願う」と話した。

 イ候補は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領に対し、「内乱・外患の首謀者は今、街を闊歩し、不正選挙関連映画を鑑賞するなど、日々楽しく過ごしている」と批判した。

 イ候補は京畿道安養市(アニャンシ)の街頭演説現場で、「内乱の主要従事者と部下たちは監獄で裁判を受けているが、首謀者は風を切って街を歩いていることが正義なのか。常識なのか。許されることなのか」と声を高めた。国民の力のキム・ムンス大統領選候補に対しても、「内乱同調勢力の代表選手に(前日の2回目のテレビ討論で)聞いてみた」とし、「内乱首謀者と関係を絶つ意向があるのかと(尋ねたが)、最後まで答えなかった。絶つという意味なのかどうか、よく分からない」と述べた。さらに「(キム候補が)答えなかったため、(それについて)判断は国民の皆さんが下してほしい」と訴えた。

コ・ハンソル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/election/1199180.html韓国語原文入力:2025-05-25 17:24
訳H.J

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