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胡主席 天安艦 "安保理 緊密協議" 原論答弁

原文入力:2010-06-28午後11:07:52(1178字)
[‘天安艦 対応’神経戦 継続]
イ大統領との会談で "韓国 理解" 既存の立場 維持

ファン・ジュンボム記者,キム・ポンギュ記者

←韓-中首脳会談主要20ヶ国(G20)首脳会議参加のためにカナダを訪問中の李明博大統領が28日午前(韓国時刻)トロント インターコンチネンタル ホテルで胡錦濤中国国家主席と首脳会談をするのに先立ち握手している。 トロント/キム・ボンギュ記者 bong9@hani.co.kr

李明博大統領と胡錦濤中国国家主席が27日(現地時間)カナダ、トロントで両者会談を開き、去る4月の上海会談に続き 繰り返し‘天安艦’対応に関し話した。この日の会談は主要20ヶ国(G20)首脳会議出席を契機に、韓国が中国に要請してなされた。だが、国連安全保障理事会(安保理)常任理事国の中国は、北韓圧迫に否定的な既存態度を抜け出さなかった。

イ大統領は会談で天安艦事件と関連して「北韓の継続する挑発が韓半島および東北アジア地域の平和と安定に重大な脅威であるだけに再発防止のための国際社会の適切な共助が必要だ」と話したと大統領府が明らかにした。国連安保理対北韓糾弾決議案や議長声明採択に中国の協力を頼んだのだ。イ大統領は会談開始の時「(トロントで)色々な首脳に会うが、胡主席に会わなくてはいけないようなので要請した」と‘底意のある冗談’を発しもした。

これに対して胡主席は 「韓国の立場を十分に理解し安保理対応過程で継続的に緊密に協議していこう」と話した。また、胡主席は「韓半島の平和と安定を破壊するいかなる行為も糾弾し反対する」という既存方針を繰り返し明らかにした。

大統領府関係者は「意味ある対話をした」とこの日の会談を短く評価した。だが‘韓国の立場を十分に理解する’という胡主席の言及にもかかわらず、中国は去る3月26日の天安艦事件発生の後に見せた態度から大きな変化が見られないと知らされた。

胡主席は4月30日、上海で開かれたイ大統領との首脳会談で天安艦犠牲者・遺族に慰労を表わしながら「韓国政府が今回の事件を科学的で客観的に調査していることに対し評価する」という趣旨で話した。続けて5月30日に温家宝中国総理は大統領府でイ大統領に会い「調査結果により誰も保護しない」としつつも、韓半島の平和・安定を壊す行為を糾弾するという意向を明らかにした。今回のトロント首脳会談でも同じ内容を繰り返したということだ。

トロント/ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/427868.html 訳J.S