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韓国の医学部36カ所で学生ら全員復帰…授業出席につながるか

登録:2025-04-01 08:50 修正:2025-04-01 09:34
1日、全員復帰2カ所さらに増える見通し
韓国政府が決めた医学部生の復帰期限である3月31日、ソウル城北区の高麗大学医学部の様子/聯合ニュース

 韓国政府が示した復帰の最終期限である3月31日を基準に、全国の医学部40カ所のうち36カ所で学生たちが事実上全員復帰したことが分かった。これにより大規模な除籍事態は防いだが、教育部が提示する「全員復帰」の基準が「正常な授業が可能な水準」であるため、復帰した学生たちが授業にどれだけ出席するかが「医学部正常化」のカギになるものとみられる。

 31日、各大学関係者の説明によると、この日が学費納付期限だった啓明大学や大邱カトリック大学、亜洲大学などで学生たちが全員復帰したことが分かった。先週復帰を決めたソウル大学、延世大学、高麗大学、蔚山大学、カトリック大学などまで含めると、この日午後基準で、36大学で医学部生が全員復帰したという。1日に学費納付期限を迎える2大学も医学部生たちが全員復帰を決めており、全員復帰大学は38になる見通しだ。すでに期限が過ぎた医学部でも、学生たちが一歩遅れて「100%復帰」の意思を示した。27日と28日がそれぞれ期限だった嶺南大学と高神大学はこの日、学生たちが全員復帰を決めた。このように復帰が続いているのは、先週先が期限だった延世大学などで復帰が決まり、1年以上維持されていた「単一隊伍」にひびが入ったためと分析される。啓明大学医学部の関係者は「全国の雰囲気に従い、同大学医学部生たちも復帰に参加しているとみられる」と語った。

 ひとまず学生たちが復帰したものの、実際に授業に出席するかはもう少し見守らなければならない。復帰してからも授業を拒否する可能性もあるからだ。教育部は2026年の医学部募集人員を「増員前の3058人」に戻す条件を「正常授業が可能な水準」と何度も強調している。この日まで学生たちの授業出席率はそれほど高くなかった。この日、医予科2年生と医学科の授業が始まった嘉泉大学の関係者は「授業への出席は低調な方」だと語った。

 このため、大学側は様々な方法で学生たちの授業出席を促している。ある首都圏以外の医学部の学長は「以前はオンライン授業の時に誰が出席したのか見えるようにしていたが、今は名前が出ないように変えた」と話した。他の学生たちの顔色をうかがって授業に出席しないことを防ぐためだ。長期間学校を離れただけに、授業に復帰するには時間がかかるという見解もある。高麗大学関係者は「以前は3~5人しかいなかった専攻科目の授業に、今は30~40人が出席している」とし、「学生たちも心の準備が必要であり、今週は緩衝期間とみている」と語った。

 教育部は授業への出席を確認するため、この日基準で集計する復帰率を当分発表しない見通しだ。教育部のク・ヨンヒ報道官は定例記者会見で、「復帰率や医学部の募集人員と関連し、何も決まっていない」とし、「納得できるくらいに復帰が行われた場合、政府は(募集人員を凍結するという)約束を必ず守る」と述べた。

シン・ソユン、イ・ウヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/1189902.html韓国語原文入力:2025-04-0101:18
訳H.J

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