原文入力:2010-06-21午後09:50:07(923字)
警察 事業主など‘租税脱税・性売買’疑惑 令状申請
事業主と通話した警察官 63人は "癒着の証拠なし"
ソンチェ・ギョンファ記者
警察が公務員などとの癒着が疑われるソウル 江南の有名風俗店社長を逮捕したが該当警察官・公務員に対する捜査では具体的な成果を出すことができず‘身内庇い’という指摘を受けている。
ソウル地方警察庁は21日、風俗店10ヶ所余りを運営し数十億ウォン台の税金を払わなかった疑惑(特定犯罪加重処罰などに関する法律上 租税脱税)で江南R風俗店の実事業主 イ・某(38)氏といわゆる‘名目社長’パク・某(38)氏に対し拘束令状を申請した。イ氏は2000年ソウル、中区、北倉洞で風俗店を開業した以後、最近まで風俗店13ヶ所を運営し業者収益金305億8000万ウォン余りを帳簿に記録しない手法で税金42億6000万ウォン余りを脱税した疑惑を受けている。
警察はイ氏が10ヶ店舗で5年間に少なくとも3600億ウォンの売り上げを上げたが、借名口座 73ヶに業者運営金と収益金を分散し税務当局の追跡を避けたと明らかにした。イ氏はまた、未成年者を含む女性従業員らに淫乱ショーをさせ類似性行為と性売買を斡旋した疑惑も受けている。
警察は 「イ氏が10年間にわたり遊興店舗を運営しながらも一度も立件されなかった背景に警察官など公務員たちとの癒着があると疑われるが関連証拠がない」と明らかにした。警察はイ氏の携帯電話通話明細を抜き出しイ氏と通話した警察官63人を捜し出した。だが、4ヶ月間にわたり行った調査でイ氏と警察官・公務員の癒着有無は明らかにすることができなかった。
一方、警察はイ氏に通帳名義を貸した46人を不拘束立件し、資金管理のイム・某(34)氏とハム・某(31)氏に対しても拘束令状を申請することにした。
ソンチェ・ギョンファ記者 khsong@hani.co.kr
原文: 訳J.S