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与党 初当選議員ら "補欠選前 大統領府参謀 改編を"

原文入力:2010-06-08午後07:49:37(1716字)
ハンナラ‘民本21’パク・ヒョンジュン イ・ドングァンなど更迭要求

親イ系 チン・スヒ "どうせ改編するなら操り上げを"

イ・ジョンエ記者

←キム・ムソン ハンナラ党院内代表が8日午後、国会本会議場でハンナラ党議員の集い'民本21'の声明書を読んでいる。パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr

ハンナラ党初当選議員らが8日‘7・28再補欠選挙以前に大統領府参謀陣全面改編’を集団的に要求して出た。広報・国政企画・政務・民政首席など人事対象も具体的に指し示した。国政刷新要求に沈黙を守っている大統領府に人事の時期と規模、対象を特定し圧迫し始めたわけだ。

初当選議員13人の集いである‘民本21’はこの日 声明を出し、「国政刷新のためにまず先行すべきことは大統領府参謀陣の全面改編」としつつ「民心をきちんと伝達できない大統領府参謀陣を直言型、疎通型に変えるための人事システムに関する全面的な刷新がなければならない」と明らかにした。これらはまた「水平的党・政府・大統領府 関係確立のために今後は大統領府が党人事にこれ以上介入してはならない」と付け加えた後「早い時期に大統領府の肯定的回答がない場合は2次行動が後に続くだろう」と警告した。

民本21共同幹事のクォン・ヨンジン議員はこの日、国会ブリーフィングを通じ「言葉どおり大統領府参謀陣全てが間違った。政務(パク・ヒョンジュン)・広報(イ・ドングァン)・民政(クォン・ジェジン)・国政企画(パク・ジェワン)首席など、参謀陣の全面改編が必要だ」とし、更迭対象の職責を具体的に指し示した。クォン議員はチョン・ジョンキル大統領室長が先ず辞意を現わしたことに対しても「大統領室長が辞表を出すことが褒められたことではない。むしろ全面刷新を阻もうとする反革新の動きに見えることもある」と批判した。

与党の初当選議員らが李明博大統領の人事権と関連した部分を直接圧迫し始めたということにより波紋が予想される。大統領府に対する直接的批判を慎んできた彼らが強度を高めたことは‘民心に相応できなかった’という内部批判論のためと見える。民本21は今後、毎日集いを開き、9日に開かれる初,再選・比例議員らの大討論会に主導的に参加し国政刷新の声を継続することにした。これらは大統領府の早急な刷新と共に‘非常対策委構成→全党大会実施’を通じた党の刷新という両輪が正常に回っていってこそ与党全体の革新が可能だと見ている。民本21にはクォン・テクキ,キム・ソンドン,キム・ソンシク,キム・ソンテ,キム・ヨンウ,シン・ソンボム,チョン・テクン,ヒョン・ギファン,ファン・ヨンチョル,チュ・グァンドク議員などが参加している。

親イ・ジェオ系に分類されるチン・スヒ汝矣島研究所長もこの日、ラジオ インタビューで「大統領府や政府をどうせ改編するのなら6月、7月2ヶ月間に操り上げ果敢に改編をすることが民心を揺り動かす上ではるかに肯定的な影響を与える」とし、早期改編論に重きをのせた。クォン・ヨンセ議員もラジオ インタビューで「大統領府で大統領の目と耳を塞いでいる方々、そのように評価される方々がいるならば今回の機会に交替されなければならない」と話した。

これに対し大統領府関係者は「真剣に傾聴している」とだけ話した。キム・ムソン院内代表はこの日午後の記者懇談会で「人事は慎重に種々勘案して行わなければならない」とし「7・28再補欠選挙がいくらも残っていないので、その後にするというのは問題でないと考える」と話した。これとは別に中立指向のある重鎮議員は「大統領府がゴリ押しする時に挙手機の役割ばかりしてきたことについて、彼ら(初当選議員など)も反省しなければならない」と話した。

イ・ジョンエ記者 hongbyul@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/424637.html 訳J.S