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反全教組コンサートは‘許可’…盧武鉉追慕祭は‘不許可’

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/421331.html

原文入力:2010-05-18午後07:16:07(1529字)
‘広場封鎖’警察・ソウル市 好き勝手

ソン・ジュンヒョン記者,イ・ギョンミ記者

一度閉じられた広場はなかなか開かれずにいる。"民主主義の基礎である集会と表現の自由が窒息している" というフランク ラルィ国連意志・表現の自由特別報告官の指摘にも不動の姿勢だ。

ソウル広場と清渓広場、光化門広場、世運商店街前広場など、ソウル都心4ヶ所では市民が集まり自分の主張をすることはできない。‘広場でない広場’だ。‘ろうそく集会’等を経て一時、民主主義の象徴のように浮び上がったこれら広場は、今や市民の自由な利用が制限され大部分 官主導行事が開かれる‘管制広場’の境遇を抜け出せずにいる。

18日昼、ソウル、清渓広場入り口では‘2010有権者希望連帯’(有権者希望連帯)と国民主権運動本部など市民・社会団体が用意した‘集会不許可糾弾記者会見’が開かれた。ソウル市と警察の相次ぐ広場使用不許可を批判する内容だった。これらは怒りをしずめることができなかった。"チョ・ジョンヒョク ハンナラ党議員の反全教組コンサートはできて、投票督励コンサートはできないという。保守団体らの天安艦犠牲者追慕コンサートは開かれたが、盧武鉉前大統領1周期追悼行事は不許可通知を受けた。いったいこれが話になるか。"

最近の広場使用不許可事例を見れば、‘広場封鎖’の意図性がさらに明確に明らかになる。

有権者希望連帯がこの日午後4時から日没まで清渓広場入口で開くと申請した‘投票参加市民大会’に対し、ソウル、鍾路警察署は "大通り周辺であり、申請団体が過去にデモ前歴がある" などの理由を挙げ禁止した。国民主権運動本部がこの日午後2時から日没まで普信閣前歩道で開催しようとしていた‘5・18 30周年記念式および民主主義フェスティバル’についても鍾路警察署は同じ理由を挙げ許可しなかった。

盧武鉉前大統領1周忌市民追慕委員会が22日午後5時から2時間の追悼行事を開くためソウル広場を使うという計画に対しては、ソウル市が 「行事があらかじめ予定されている」 として許諾しなかった。22日に予定されていた行事はLittle anglesの‘6・25参戦した勇士とソウル市民のための公演’であるが、この行事は午前10時から夜9時までと日程が決まっているが、実際の公演ポスターには公演開始が夕7時30分になっている。Little angles関係者は「22日公演は6月6日の米国公演を控え2週ぐらい先立って開かれるもので、ソウル市と日程協議を経た」と話した。

盧前大統領追悼行事まで許さないことに対する批判の声が大きくなり、ソウル市はこの日「23日に予定された家族文化祭りとコンサートなどを取り消すので、その時に行事を行うのはどうか」と市民追慕委側に提案した。

一方この日、裁判所は警察の恣意的集会禁止にブレーキをかけて出た。

ソウル行政法院は有権者希望連帯と国民主権運動本部が‘普信閣と清渓広場などに申請した集会が不許可になったことに対する効力を停止してくれ’として出した訴訟で、国民主権運動本部の普信閣集会は許可しろと決めた。アン・ジンゴル参与連帯民生希望チーム長は「裁判所が最近、警察の無差別的な集会禁止通知に警告を送ったと判断する」と明らかにした。 ソン・ジュンヒョン先任記者、イ・ギョンミ記者 dust@hani.co.kr

原文: 訳J.S