韓国と日本の宗教・市民団体のメンバーが8日午前、ソウル鍾路区(チョンノグ)の旧日本大使館前で、東アジアの生命と平和のためにともに協力することに向け声を上げた。
韓国からは韓国基督教教会協議会、円仏教、韓国カトリック主教会民族和解委員会、韓国進歩連帯、市民社会連帯会議が、日本からは日本カトリック正義と平和協議会、群馬諸宗教者の集い、日本キリスト教協議会、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動などが参加。韓日最大規模の市民・宗教団体の連帯「韓日和解と平和プラットフォーム」は、この日の記者会見で、「ウクライナ戦争とパレスチナの武力衝突など歴史上類例のない戦争と対立状況の中、北東アジア、特に朝鮮半島はその危険の中心にある。そのようななかで、8月のキャンプ・デービッドでの韓米日首脳会談をきっかけに3カ国間の軍事同盟構築が本格化し、韓米日‐朝中ロの対決構図が強化され、軍拡競争も加速化している」とし、「戦争と対決のための軍事同盟ではなく、生命と平和のための協力が必要な今、韓日市民社会の連帯で平和な東アジアを作ろう」と主張した。