本文に移動

青年失業率 10年ぶり 最悪

原文入力:2010-03-17午後09:13:41(836字)
2000年に続き10年ぶりに10%

全体失業者 2ヶ月連続 100万人

ファン・ボヨン記者

先月、青年失業率が10年ぶりに最高値の10%を突破した。全体失業者も去る1月に続き2ヶ月連続100万人を越え、雇用不安が続いている。

17日統計庁が発表した‘2月雇用動向’によれば、2月の青年失業率は10.0%で2桁に急騰した。これは2000年2月(10.1%)以後の最高値だ。15~29才の青年層失業者は計43万3000人で、昨年同月より6万1000人増えた。2008年のグローバル金融危機直後に就業の門が急に狭くなった2009年2月と比べても増加したわけで青年失業の深刻性を示す。また、非経済活動人口の内、就職が困難で求職活動を放棄した‘求職断念者’も25万3000人で、前年同月より49.8%(8万4000人)増加した。1999年1月に統計庁が関連統計を作成して以来の最大規模だ。

先月の全体失業率は4.9%で、1年前に比べ1%高まった。失業者数も116万9000人で、昨年同期より24万4000人増えた。1月の5%に続き失業率の高どまりが2ヶ月連続で続いたわけだ。政府は1月の高い失業率を "一時的現象" と分析した経緯がある。今回も政府は "景気回復傾向が拡大し公共部門働き口事業が本格化すれば失業率は低くなるなど雇用指標が改善されるだろう" という楽観的展望を繰り返した。

2月の全体就業者数は1年前より12万5000人増えた。統計庁は輸出の増大などで製造業と運輸業などで就業者が増加したと分析した。年齢別に就業者増減を見ると、50代だけが大幅に増加し20~40代では減少傾向が続いた。

ファン・ボヨン記者 whynot@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/410675.html 訳J.S