政府の強制動員賠償問題の解決策を糾弾し、勤労挺身隊の被害者ヤン・クムドクさんの闘争に連帯する市民たちのデモが、全国各地で繰り広げられている。
「光州(クァンジュ)・全南歴史正義平和行動」は15日と16日の2日間、光州・全羅南道の100カ所あまりを含む全国約500カ所で1人デモ行い、日本の強制動員に対する謝罪と戦犯企業の直接の賠償履行を求めた。彼らは「日本の被告企業に代わって日帝強制動員被害者支援財団が造成した基金によって被害者に賠償する方策は姑息な手段」だと主張する。
彼らはスローガンを書いたプラカードを自ら作り1人デモを行っている。民族問題研究所光州支部のイ・ジフン事務局長は、15日午前5時30分から光州市西区(ソグ)の柳徳(ユドク)交差点で1人デモを行った。光州広域市役所前、ユースクエア光州総合バスターミナル、光州駅、錦南路(クムナムノ)5・18民主広場、光山区(クァンサング)の新昌(シンチャン)郵便局、花亭(ファジョン)駅交差点などでも1人デモなどが行われた。
全羅南道でも連帯デモが相次いだ。羅州(ナジュ)サラン市民会のマ・デジュン、チェ・ジニョンの両共同代表は15日、全羅南道羅州市ピッカラム洞の農村経済研究院交差点で出勤途中の市民に対して情宣を行った。全羅南道潭陽郡水北面(タミャングン・スブンミョン)に住むカン・ジョンチェさん(77、元全南大学総長)ら10人あまりも同日、水北面事務所前でプラカードを手に政府の強制動員賠償問題解決策を糾弾した。
青少年たちも1人デモに参加した。イ・ジョンヒョンさん(46)は、15日午前11時から全南大学の裏門で高校3年生の息子と共にデモを行った。脳に障害のあるナ・サンユンさん(50)は、電動スクーターに乗って光州女子大学から光州警察庁方向へと移動しながら、1時間にわたって情宣活動を行った。
韓日歴史正義平和行動は22日に、対外交部3次行動および集中行動週間宣布式を行う方針だ。
一方、ヨ・ウンテクさんら日帝強占期の強制動員の4人の被害者は、日本製鉄(旧新日鉄住金)を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、2018年10月30日に最高裁で勝訴しており、ヤン・クムドクさん(94)、キム・ソンジュさん(94)ら5人(生存2人)も三菱重工に被害者1人当り1億~1億5千万ウォンの賠償を命じる勝訴判決を、2018年11月に最高裁で勝ち取っているが、日本企業は賠償を行っていない。