原文入力:2010-03-02午後08:53:14(921字)
"落下傘反対" 労組阻止で20分で帰る
イ・ムニョン記者
←キム・ジェチョル<文化放送>新社長(前列左側)が2日午前、ソウル,汝矣島の文化放送本館入り口でイ・クンヘン文化放送労組委員長(右端)と言い争いを行っている。 キム・ミョンジン記者 littleprince@hani.co.kr
キム・ジェチョル<文化放送>(MBC)新任社長の初出勤が労組の阻止で失敗に終わった。
キム社長は2日朝8時48分、文化放送社屋へ初出勤を試みたが、前日夕方から徹夜座り込みを行って待機していた労組の出勤阻止闘争に阻まれ、20分で引き上げた。キム社長は前に防ぎ立った組合員らと対立し舌戦を行った。組合員らが"落下傘社長 辞退せよ" と叫ぶや、キム社長は "30年以上 MBCで仕事をしてきたのになぜ落下傘なのか" と受け、"政権と放送文化振興会がMBCを危機に陥れている" という批判には "私が危機に瀕した会社を救いにきた" と主張した。労組は "今日にでも討論会を開き話してみよう" というキム社長の提案を拒否した。キム社長は "仕事はしなければならないので、会社の近所で仕事をする" と明らかにし席をはずした。
放文振面接で‘PD手帳’真相調査委員会構成方針を明らかにしたキム社長は、記者らの質問に答え 「後輩らを信じてディレクター,記者たちを信じているが、ひょっとして(PD手帳が)見逃した部分があるかもしれない。我々はちゃんとやったと言っても、外では考えが違うこともある」と話し、貫徹意志を表わした。彼はオム・ギヨン前社長辞退過程で放文振が選任した役員らに対しては 「放文振は文化放送のために必要だと考えた方々を選任したが、仕事を共にするのは私だから、私に再び信任を受けろということができる。3ヶ月あるいは6ヶ月後でも再信任手続きを踏むことができる」と話した。
イ・ムニョン記者 moon0@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/407674.html 訳J.S