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7千人予想していたのに…警察推算1万8千人が集まった尹錫悦退陣ろうそく集会

登録:2022-10-24 06:17 修正:2023-01-06 07:51
「キム・ゴンヒ特検、尹錫悦退陣」求めるろうそく大行進 
「イ・ジェミョン拘束」掲げた保守集会にも3万5千人
22日、ろうそく行動の主催で開かれた第11回全国集中ろうそく大行進に集まった参加者たちが、プラカードを持ってスローガンを叫んでいる=キム・ヘユン記者//ハンギョレ新聞社

 土曜日の22日午後6時頃、ソウル地下鉄2号線市庁駅から崇礼門交差点に至る太平路(テピョンロ)2街が埋め尽くされた。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の退陣と夫人のキム・ゴンヒ女史に対する特検(特別検察官による捜査)を求めるろうそく集会に警察の推算で最大約1万8千人が集まったためだ。当初、警察が予想した規模(7000人余り)より2倍以上の人が集結し、警察内部でも「これほどとは思わなかった、予測に失敗した」という反応が出た。同じ時刻、わずか約100メートル離れたところで、「イ・ジェミョン(野党第1党代表)拘束」を要求する保守団体の集会が行われるなど、警察は今後都心での集会が次第に「勢力争い」に広がりかねないとみて、警備人材などをより拡充し集会を管理する計画だ。

 22日、進歩団体で構成された「ろうそく勝利転換行動」は、午後4時から太平路で「キム・ゴンヒ特検、尹錫悦退陣のための全国集中ろうそく大行進」を行った。同日のろうそく行進には江陵(カンヌン)や慶尚北道、光州(クァンジュ)など全国23地域から参加者たちが集結した。警察は午後6時基準で最大約1万8千人(主催側30万人推算)が集会に参加したと推算した。主催側は10万人が集まると集会届を出したが、警察は当初内部的に7000人余り程度が集まると予想した集会だった。参加者たちは最初3車線だけを集会場所として使っていたが、一時は8車線をすべて埋め尽くした。予想を上回る参加者数に、ろうそく行動のアン・ジンゴル常任共同代表は、「1カ月に1回、『全国集中大行進』を行う予定であり、今後さらに多くの市民が参加するものと予想する」と述べた。

 警察情報課は「労組組合員などをもとに参加者を推算できる集会ではなかった」とし、今回の集会規模に対する「予測失敗」の理由を説明した。「全国から集まろう」という呼びかけに応じる参加者たちがこれほど多いとは予想しなかったということだ。同日午後4時から始まった事前行事では、全国各地から来た参加者たちの発言が続いた。全羅北道ろうそく行動のチョン・ニョンヒ代表は「尹大統領をこのまま黙って見ているわけにはいかないと思って、全羅北道の参加者たちと共にバス7台に乗って上京した。尹錫悦は退陣し、株価操作の疑いが持たれているキム・ゴンヒ女史には特権を実施しなければならない」と主張した。春川(チュンチョン)ろうそく行動のクォン・ジョンソン代表も「春川が立ち上がればろうそくが野火になる。兄弟とだいぶ年が離れた6歳の末娘がいる。娘が豊かに暮らせる大韓民国を作ってあげたくて参加した」と話した。忠州(チュンジュ)から来たというある市民も舞台に上がり「経済は『大コケ』し、(キム・ゴンヒ女史の)学歴偽造、株価操作不正にも検察、裁判所、ひいては大学まで沈黙している。これを本当にちゃんとした国と言えるのか」とし、「最後まで立ち向かう」と語った。

 保守団体の「対抗集会」も光化門(クァンファムン)東和免税店から市庁駅までの道を埋め尽くし、同日午後3時から開かれた。チョン・グァンフン牧師率いる自由統一党など保守団体は警察の推算で3万5000人余り(午後3時30分基準)が参加した中、「自由統一主体思想撲滅・国民大会」を開いた。彼らは野党「共に民主党」のイ・ジェミョン代表の側近である民主研究院のキム・ヨン副院長が「不正大統領選挙資金授受」の疑惑で拘束されたことに触れ、集会中ずっと「イ・ジェミョンを直ちに拘束せよ」というスローガンを叫んだ。

 両団体間の大きな衝突はなかったが、警察の予想を上回る参加者が集結し、都心一帯の交通混雑が起きた。警察は同日、100個部隊約6500人の警察兵力を投入した。警察関係者は「予測より参加者が多かったが、衝突がなく集会管理に大きな問題はなかった」としながらも「今後集会が『勢力争い』に広がる恐れがあり、警力規模などはさらに増える可能性もある」と述べた。

パク・ジヨン、チェ・ユンテ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1063903.html韓国語原文入:2022-10-24 02:50
訳H.J

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