原文入力:2010-02-09午後08:03:29(1473字)
警察, ハードディスク搬出疑惑 適用
起訴維持のために確保に執着するようだ
チョン・ユギョン記者,イ・ジョンエ記者
全国教職員労働組合(全教組)と全国公務員労組(全公労)組合員の民主労働党加入疑惑を捜査中の警察が 「押収捜索中の民主労働党サーバーのハードディスクを持ち出した」として、オ・ビョンユン民主労働党事務総長を対象に逮捕令状の発行を受け波紋が広がっている。
警察は9日 「オ・ビョンユン事務総長に対し裁判所から逮捕令状を発行され、検挙に出、ハードディスクを探すために民主労働党中央党事務所を押収捜索する方案も検討中」と明らかにした。警察は民主労働党のハードディスク搬出行為を証拠隠滅罪と見て関係者全員を刑事処罰する方針だ。
警察はこのハードディスクを捜査の重要な‘鍵’と見ている。警察が全教組・全公労組合員で捜査対象者になった293人を処罰しようとすれば、これらの民主労働党投票参加記録および党費納付有無を確認しなければならない。現在、警察がこれらにかけている疑惑は大きく△党員加入△党費納付△党内投票参加など政治活動三種類だ。
警察はすでに口座追跡を通じ2006年から2009年まで一部組合員の金融取り引き明細を覗き見て、293人の内270人余りが選管委に登録されていない民主労働党名義の非公式口座に党費と見られるお金を入金した証拠を捕らえた。しかしこのお金が‘党費’なのか‘後援支援金’なのかは明確にならない状況だ。したがって警察は問題のハードディスクを通じて‘党員加入’および‘投票参加などの政治活動’有無を明確に確認できると推定している。こういう理由で警察内外では該当ハードディスクを確保することができない場合、組合員らの起訴維持が難しくなりかねないという展望も出てきている。
警察関係者は 「120人は党員番号まで確保したが、単純に政党員であるという事実のみでは起訴しにくいこともある」とし「投票行為など政党活動に参加したか否かを確認するためサーバーを押収捜索した」と話した。
一方、民主労働党は問題のハードディスクを‘絶対に渡すことはできない’という態度だ。オ・ビョンユン事務総長は 「ホームページと投票システムの2つは(サーバーに)そのままある」とし「我々が保管しているハードディスクは党の重大な秘密が含まれており明らかにすることはできない」と話した。
民主労働党はこの日、逮捕令状が発給されるやソウル,文来洞の中央党事務所で緊急最高委員・議員団連席会議を開き、オ事務総長に対する逮捕令状が撤回されるまで全党員非常待機令を下ろすなど‘決死抗戦’態勢に入った。また民主労働党は 「この国の政党政治,民主政治を死守するためにすべての諸良心勢力,野党と堅く連帯し闘争する」という意も再確認した。
民主党と民主労働党など野4党と市民社会団体はこの日午後、国会本庁前階段で‘野党弾圧,政党破壊蛮行糾弾決議大会’を開き「国民と共に民主主義と憲法精神を守り国民の政治的基本権を守護するために屈服することなく闘争する」として 「近づく地方選挙で李明博独裁政治を審判する偉大な国民勝利を作り出すだろう」と確認した。 チョン・ユギョン,イ・ジョンエ記者 edge@hani.co.kr
原文: 訳J.S