原文入力:2010-02-02午後09:08:58(1112字)
警察, 一方的捜査
全教組・全公労 6人 出頭
チョン・ユギョン記者,キム・テヒョン記者
←イム・チュングン(右側)全国教職員労働組合事務局長とキム・ソンニョン全国公務員労組副委員長が2日午後、民主労働党への加入疑惑調査を受けるためにソウル,永登浦警察署に出頭している。 キム・テヒョン記者xogud555@hani.co.kr
警察が全国教職員労働組合(全教組)と全国公務員労組(全公労)組合員らの民主労働党加入疑惑を捜査し、すでに死亡した人にも警察出頭要求書を送り論難を起こしている。
全教組は2日 「警察が先月27日、故ソ・ヒョンス教師に‘2月3日ソウル,永登浦警察署に出頭し示威事犯専門担当チームの調査を受けよ’という内容の出頭要求書を送ってきた」とし「警察が一方的召還で故人に大きな欠礼をした」と明らかにした。
全教組光明支部長として仕事をしたソ教師は昨年6月‘教師時局宣言’に参加した後、急性胃癌が発病し2ヶ月間の闘病の末に同年9月亡くなった。「出頭に応じない時は逮捕することがありうる」という内容の出頭要求書を受け取ったソ教師の母親(77)は大きな衝撃を受け、片方の腕が麻痺するなどの症状が現れ病院治療を受けたと分かった。ソ教師の遺族たちは来る3日、ソ教師の遺影を持って警察署を抗議訪問する予定だ。故人の長兄ヒョンイル氏は「闘病当時にも警察がしょっちゅう電話をかけてきて、末期癌患者だと説明しても‘笑わせるな’と言って、死んだ後まで困らせている」と非難した。また警察は昨年永住権を受け取りオーストラリアに移民したチャン・某教師(前 坡州支部長)にも出頭要求書を送ったと伝えられた。<ハンギョレ>はこれに対する永登浦警察署の立場を聞こうとしたが連絡がつかなかった。
一方、警察は293人の出頭調査対象者の中でこの日から出席した全教組・全公労組合員らを調査し始めた。この日はイム・チュングン全教組事務局長など全教組組合員4人とキム・ソンニョン全公労副委員長など全公労組合員2人を合わせ計6人が調査を受けた。これらは皆、黙秘権を行使し、1時間で調査が終った。イム事務局長は「時局宣言無罪判決の後、警察が全教組・全公労を弾圧せんとする政治的意図を持って企画捜査を行っており、警察の尋問に応じなかった」と話した。
チョン・ユギョン記者 edge@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/402481.html 訳J.S