原文入力:2010-01-22午後08:32:45(894字)
[一あた政治]イ・ヨンサム議員葬儀室を訪ね
4選なのに "初当選ですね"
独身なのに "ご子息さまたちが"
ソン・ウォンジェ記者
22日午後3時頃、ソウル,世宗路,政府中央庁舎3階国務総理室記者室に総理室公報担当幹部たちがどっと入ってきた。キム・チャンヨン公報室長がかたい表情で「総理が‘日程が忙しく事前情報を用意できず、結果的に故人と遺族に欠礼を犯し非常に残念で申し訳なく考える’と語った」と話した。<江原日報>の報道でインターネットにあっという間に広がったチョン・ウンチャン総理の‘弔問失敗’に関してした言葉だ。
チョン総理は前日の21日午後2時頃、故イ・ヨンサム民主党議員の葬儀室のあるソウル,峨山病院を訪れた。彼は故人の弟など遺族に会い「まだ若いのに…初当選ですよね」と残念さを表わした。遺族が「4選だった」と言うと、チョン総理は随行したチョ・ウォンドン総理室事務次長に「57年生まれなのにどうして…」と尋ねた。「最年少で36才で当選しましたよ」という家族の説明があると、チョン総理は「ご子息さまたちがまだ幼いでしょうに心配が多いですね」と話した。これに故人の弟は「独身だったので妻子はいません」と答えた。この他にチョン総理がイ議員の弟を‘お兄さん’と呼ぶなど、他の言い間違いもあったと一部言論は報道した。
チョン総理のあきれた失敗は、政務室で弔問資料をあらかじめ準備しなかった上に公報室長も随行しておらず発生したと見られる。総理室関係者は「弁解の余地がない失敗」として「総理補佐システムがどれほど粗雑なのかを示すものではないか」と話した。チョン総理は「すべて私の誤り」として「葬儀手続きが終わり日程がつき次第、丁重な謝罪の意をお伝えしたい」と話したとキム公報室長が伝えた。 ソン・ウォンジェ記者wonje@hani.co.kr
原文: 訳J.S