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文大統領の支持率、2ポイント下落した38%に

登録:2021-08-28 08:03 修正:2021-08-28 08:30
韓国ギャラップの世論調査の結果、1週間で30%台に
文在寅大統領が今月12日、大統領府で開かれた「健康保険保障性強化対策4周年成果報告大会」で発表を聞いている=大統領府提供//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領と共に民主党の支持率が同時に下落したという世論調査結果が出た。文大統領の支持率は1週間ぶりに再び30%台に落ち込んだ。

 韓国ギャラップが24~26日、全国の成人1000人を対象に「文大統領の職務遂行を評価するか」と尋ねた結果(信頼水準95%、誤差範囲±3.1%)、「評価する」は38%、「評価しない」は54%だった。職務遂行に対する支持は、先週(40%)より2ポイント下がった一方、不支持は前週(52%)より2ポイント上がった。

 職務遂行を評価しない理由として最も多かったのは「不動産政策」(28%)だった。「新型コロナウイルス感染症への対応が不十分」(14%)や「経済/生活問題の解決が不十分」(11%)、「公正でない/ダブルスタンダード」(5%)なども理由に挙げられた。年齢別では、60代で否定的評価(61%)と肯定的評価(30%)の差が最も大きく、肯定的評価(57%)が否定的評価(38%)を上回ったのは40代だけだった。地域別では大邱(テグ)・慶尚北道(70%)で大統領の職務遂行に対する否定的評価が最も高かった。

 与党の共に民主党の支持率においては、小幅な下落傾向が続いている。民主党の支持率は前週より1ポイント下がった31%で、7月第5週の調査で35%の最高値を記録して以来、毎週1%ポイントずつ下がっている。最大野党の国民の力も前週より1ポイント下がった30%だった。そのほかは無党派層26%、正義党5%、開かれた民主党4%、国民の党3%の順だった。

 今回の調査は、無線電話(85%)と固定電話(15%)を並行して無作為抽出枠を利用した任意電話をかける方法で行われ、回答率は14%だった。詳しい内容は、韓国ギャラップまたは中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参照。

ぺ・ジヒョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/1009412.html韓国語原文入力:2021-08-2712:17
訳H.J

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