本文に移動

金正日 陸海空訓練 参観 初公開

原文入力:2010-01-17午後08:36:14
朝鮮中央放送 報道…北, 対南強硬策 継続

イ・ジェフン記者,ファン・ジュンボム記者

←金正日北韓国防委員長が朝鮮人民軍陸海空軍合同訓練を参観している。<朝鮮中央通信>は17日この写真を報道したが撮影日と場所は明らかにしなかった。 朝鮮中央通信連合ニュース

北韓が南側一部言論の北韓急変事態計画報道を理由に15日‘国防委員会スポークスマン声明’を通じ、南側に対する‘報復聖戦’と‘すべての対話・交渉からの南朝鮮当局除外’を主張したのに続き、17日金正日国防委員長の北韓陸海空軍合同訓練参観事実を異例的に公開した。

金正日北韓国防委員長が「朝鮮人民軍陸海空軍合同訓練を参観した」と17日午前<朝鮮中央放送>が報道し、<朝鮮中央テレビ>はこの日正午の特別番組を通じこの合同訓練写真4枚を公開した。しかし北側メディアらは金委員長がいつこの合同訓練を参観したのかは明らかにしなかった。軍情報関係者は「北韓軍は例年水準の訓練をしており、特異動向は感知されていない」と話した。

金正日委員長が朝鮮人民軍司令官(1991年12月)と国防委員長(1993年4月)に上がり北側の軍統帥権を掌握して以来、陸海空軍合同訓練を参観した事実が北側言論を通じて対外的に公表されたのは今回が初めてだと知らされた。これと関連し、北側が相次ぎ‘強硬メッセージ’を出してきた背景が何かを巡り政府当局者らと専門家たちの間に多様な解釈が出てきている。

政府はひとまず予定された南北関係日程を消化する一方で、北側の今後の歩みを見て対応方向を定めるという方針だ。政府当局者は17日「政府は19日に予定された南北海外工業団地共同視察評価会議を行い、とうもろこし1万tの対北韓支援に必要な実務手続きも踏んで行く予定」と明らかにした。またこの当局者は「26~27日金剛山で金剛山・開城観光再開のための実務接触をしようと言ってきた北側提案と関連した政府方針は、19日の開城工業団地南北評価会議の状況などを見て決める計画」と付け加えた。

イ・ジェフン,ファン・ジュンボム記者nomad@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/399449.html 訳J.S