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‘龍山 過剰鎮圧 是認’警察証言 確認

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/399138.html

原文入力:2010-01-15午後07:30:37
機動本部長 "シンナー報告を受けていたら中止させていた"
弁護人, 警察陳述内容‘未公開捜査記録’公開

パク・ヒョンチョル記者

‘龍山惨事’当時、警察指揮部が現場に投入された特攻隊の誤った報告によりうかつに鎮圧を指示したことを認める証言などが公開された。先立って‘現場状況をきちんと把握できないまま鎮圧を強行した’という警察特攻隊長の法廷証言に続き、指揮部までが無理な鎮圧を認めた内容であり‘龍山裁判’にどのような影響を及ぼすか注目される。

龍山惨事で拘束起訴されたイ・チュンヨン(37)龍山撤去民対策委委員長などの弁護人であるキム・ヒョンテ弁護士は15日午後、未公開捜査記録2000余ページを検討した後に記者らと会い、当時警察指揮部が検察調査で述べた内容を公開した。

イ・ソンボム当時ソウル地方警察庁警備部長は「現場状況をよく伝達されていたら鎮圧を中断させただろう。特攻隊員らが功名心で事を大きく展開した」 と述べたとキム弁護士は伝えた。また、シン・トゥホ当時ソウル庁機動本部長も「望楼からシンナーを投擲し火炎瓶を投げているとの報告を受けていたなら中止させただろう」と話したという。

この他にも警察指揮部は「当時、装備がきちんと準備されず作戦計画を変更するなど特攻隊員たちにだけ依存した側面がある」と述べたとキム弁護士は付け加えた。

先立って昨年10月9日に開かれた1審裁判で、パク・サンボク当時警察特攻隊長は「セノックスなど引火性物質60本余りが現場にあるという情報は、進入が決定された後に知ることになったが、その多くの量が全て望楼に集められているとは考えることができなかった」と述べた経緯がある。

キム弁護士は続けて「1審判決は‘撤去民が投げた火炎瓶が発火原因’と判断したが、‘撤去民が火炎瓶を投げるのを見ることができなかった’という主張も追加で出てきた」とし「決定的な証拠になりうる内容を‘私生活侵害’等の理由で公開を拒否した検察は法に違反している」と主張した。これに対しシン・ギョンシク ソウル中央地検1次長検事は「警察指揮部の陳述は起訴された座り込み者などの刑事責任有無とは関係がない内容」として「弁護人の記者会見は事実をわい曲し真実を糊塗している」と主張した。 パク・ヒョンチョル記者fkcool@hani.co.kr

原文: 訳J.S