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大統領府 "地方選挙前に仕上げ" 意見 相次ぐ

原文入力:2010-01-15午後07:14:21
バク・ジェワン首席 "世宗市広報 十分に…数ヶ月引っ張れば消耗的"
"4月臨時国会で修正案通過 挫折時は原案を" 主張も

ファン・ジュンボム記者

←パク・ジェワン国政企画首席

大統領府で世宗市修正問題を6月地方選挙前に結論付けなければならないという意見が相次いで出てきている。遅くとも4月臨時国会では修正案でも原案でも仕上げをし、手を引かなければならないということだ。

パク・ジェワン(写真)国政企画首席は15日<仏教放送>‘キム・ジェウォンの朝ジャーナル’に出演し「法案はほとんど準備ができているが、国民の共感が相変らず確実でないとみて広報を十分にし共感を形成した後に(修正案処理を)というのが良いと考える」としつつも「かと言って1年も、何ヶ月も費やすのはは望ましくない」と話した。パク首席は「何ヶ月も引っ張り虚しく過ごし時間をたくさんかけることになれば消耗的な論争で国力が浪費されるため」と話した。

国会の日程上、2月,4月,6月に臨時国会が開かれるが、2月世宗市修正案処理は物理的に差し迫り過ぎ、6月は地方選挙のために法案処理が事実上難しい。それで4月臨時国会を世宗市処理の‘デッドライン’と見なさなければならないというのが一部の大統領府参謀らの考えだ。

ハンナラ党の一角で世宗市修正法案を6月地方選挙以後まで係留させたまま、修正に反対する朴槿恵前ハンナラ党代表を圧迫しなければならないという主張が出ているのと対比される。

大統領府関係者は「世宗市修正問題を6月地方選挙の議題に掲げれば、修正賛成論が多い首都圏で有利な結果が出るという主張があるが、地方選挙をそのような構図で行ってもかまわないのかどうかに対しては誰も自信を持てない状態」と話した。この関係者は「首都圏で世宗市修正賛成世論が高いが、イ大統領がこの問題を賢明に解決に導いていると見ているわけでもない」とし「地方選挙前にともかく論難を終わらせなければならない」と話した。

世宗市問題を6月地方選挙まで引っ張っていく場合、ハンナラ党の親李明博-親朴槿恵内紛様相が選挙に悪影響を及ぼすという分析もある。

大統領府では‘4月臨時国会で修正案通過が挫折した場合、大統領が修正案を放棄して原案推進を宣言しなければならない’という意見も出てきている。大統領府の別の関係者は「今年やらなければならない国政課題が1,2個ではないのに、いつまでも世宗市問題で葛藤と混乱を継続することはできない」と話した。大統領府核心関係者も最近‘世宗市修正が貫徹される時まで、年末まで引っ張っていくか’という質問に「決断する時がくるだろう」と話した。 ファン・ジュンボム記者jaybee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/399127.html 訳J.S