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チャン・ヘヨン議員が16日に国会で開かれた議員総会で発言している/聯合ニュース

　正義党のチャン・ヘヨン議員が、米国の時事週刊誌「タイム」の「次世代の100人（TIME100 NEXT 2021）」に選定された。

　タイム誌は17日、ホームページに選定結果を公開した。タイム誌は、チャン議員が障がいのある妹を施設から連れ出し支えながらドキュメンタリーを制作するなど、人権活動家として尽力し、現在は国会で差別禁止法の成立に向けて努力していることを選出理由としてあげた。タイム誌は毎年世界で影響力のある人物100人を選んでおり、チャン議員は100人のうち唯一の韓国人。フィンランドのサンナ・マリン首相、英国の歌手デュア・リパ氏、米国の若き桂冠詩人のアマンダ・ゴーマン氏らも選ばれた。

　チャン議員はこの日、フェイスブックを通じて感想を述べた。「私の名前の隣にはいつもあなたの名前がある。すべての人間の尊厳と平等、多様性と気候の正義が生きる未来を夢見るすべての市民の名前がある。未来を手にするために、私たちは現在と戦う」。また「多様性は不便さや脅威ではなく、私たちの力だ。だからこそ私たちは皆のための差別禁止法制定のために戦う。地域社会で思う存分生きる自由は非障がい者だけの特権ではなく、すべての市民の権利だ。だからこそ私たちはすべての障がい者が施設から出て生きられるよう戦う」と述べた。さらに「すべての市民は互いを尊重し合い、共同体の未来を共に考え、決定していく同等の権利がある。だからこそ私たちはより良い民主主義のために戦う」とし、「一人の市民から一人の政治家として、私がこのすべての戦いを始めることができるよう私を受け入れてくれた正義党と党員の皆さん、そして尊敬する市民の皆さんに、限りない愛と連帯の気持ちを送る」と締めくくった。