2021年初の水曜集会(第1473回)が6日午後、ソウル鍾路区(チョンノグ)旧日本大使館前で、日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯の主催で開かれた。故金学順(キム・ハクスン)さんが1991年8月14日、国内居住者としては初めて日本軍「慰安婦」被害者であることを証言し、数十年間提起されていなかった「慰安婦」問題が公論化され、翌年の1992年1月8日、宮沢元首相の訪韓を機に、水曜集会が始まった。今年で29周年を迎える。
イ・ナヨン正義記憶連帯理事長は29周年記念の挨拶と経過報告で、「29年という長い年月の間、日本軍性奴隷制問題の解決を求めてきた水曜集会は、日本軍性奴隷制問題の正しい解決を通じた被害者たちの人権と名誉の回復を越え、人権や正義、平和など大切な価値に向けて語り合って共感する連帯の場となってきた。私たちは29年間そうだったように、これからもしっかりとこの場で多くの人と手を取り合い、日本政府にさらに大きな声で叫ぶ」と述べた。