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‘ハン・ミョンスク前総理 数万ドル 授受説’報道 波紋

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/391583.html

原文入力:2009-12-04午後08:00:02
クァク・ヨンウク前大韓通運社長 "渡した" という陳述 確保
‘朝鮮日報’報道に "一切 確認することはできない" 大騒ぎ

ソク・ジンファン記者

クァク・ヨンウク(69・拘束起訴)前大韓通運社長の秘密資金使用内訳を捜査中の検察が、クァク前社長から 「ハン・ミョンスク前総理に数万ドルを渡した」 という陳述を確保したことが4日確認された。検察はクァク前社長の陳述が事実なのかどうかを確認中であり事件の波紋が注目される。

ソウル中央地検特捜2部(部長 クォン・オソン)はクァク前社長が大韓通運に在職した1999~2005年の間に83億ウォンの秘密資金を作った事実を明らかにし、先月24日クァク前社長を拘束起訴した経緯がある。クァク前社長が作った秘密資金の使途を捜査した検察は、彼が2007年4月韓国電力公社の子会社である(株)韓国ナムドン発電社長に選任された事実に注目している。物流専門家のクァク前社長が経験や業務関連性の全くない発電会社社長に行くことになった裏には政界など‘外部’の息が作用したぼではないかと疑っているわけだ。

クァク前社長は検察調査で「ハン前総理に数万ドルを渡した」と述べたが、検察はクァク氏が社長に選任されたのはハン前総理が総理職から退いた後だったが、当時与党内で大きな比重と影響力を持っていた点に注目している。2人は周辺人士の紹介で知り合った間柄だったという。検察はクァク前社長の陳述を土台にその当時にクァク社長の口座から資金が実際に流出したか、出たとすれば、その後の資金の動きなどを調べていると伝えられた。

一方、検察はこの日一部言論がクァク前社長の陳述内容を報道したことと関連し、「このような形の(先走った)報道が1,2度ではない。一切確認することはできない」として激しい反応を示した。捜査チームの立場でクァク前社長の陳述の他に疑惑を立証するに足る証拠を追跡している段階であり、ややもすると逆攻勢を受けかねないという判断をしたものと見られる。

しかもクァク氏がその間に陳述をしばしば翻意した上、明確でない部分もあり、さらに綿密な調査が必要な状況だ。検察関係者は「通常、陳述といえば証拠としての価値がある時を言うが、現在ではクァク氏の話を陳述水準とは見にくい」と話した。 ソク・ジンファン記者soulfat@hani.co.kr

原文: 訳J.S